1.その子に合わせたフード

年齢をサポートするごはん
猫ちゃんは年齢によって必要なものが変わってきます。成長期である子猫用のフードは成猫用に比べてカロリーが高く作られており、老猫用のフードには消化の良さや老化をサポートする成分が配合されているものもあります。
猫ちゃんのライフステージに合わせたフードを選んであげることで、毎日のごはんから健康を支えてあげることができます。
病気をサポートするごはん
猫ちゃんによっては病気をサポートする療法食が必要な場合があります。療法食は獣医師の処方のもとで与える特別なごはんで、療法食の種類や与え続ける期間などは獣医師が猫ちゃんを診察して決定します。
中には一生涯療法食を食べる必要がある子もいます。療法食は薬ではないものの、猫ちゃんの病気に合わせた成分配合となっていますので、病気をサポートしてくれる大切なごはんです。
2.水を充分に飲むこと

猫はもともと飲む水の量が少ない動物です。しかし、飲む水の量が足りないとおしっこの回数が減ったり、おしっこが濃くなり過ぎてしまうことで下部尿路疾患などの病気リスクが高まります。
猫の1日必要な飲水量はどのくらい?
猫が1日に必要とする水の量の目安は、その猫ちゃんの1日に必要な摂取カロリーとほぼ同じ量(ml)と言われています。食事からも多少水分を摂取しているため、フードに含まれる水分量以外はしっかりとお水を飲んでもらう必要があります。
水の好みもさまざま

猫ちゃんによって水の好みがあるようで、冷たい水が好きな子もいればぬるま湯が好きな子もいます。そして、ステンレスが良いのか陶器が良いのかなど、水の入れ物にも好みがあるようです。
中には流れる蛇口の水を飲みたがる子もいますので、水がポンプで流れるペット用の給水器を用意してあげると良く飲んでくれるようになる場合もあります。
運動不足解消でお水が飲みたくなる
運動すると喉の渇きを覚えやすくなります。お水を飲む量が少ない子には、十分な遊びの時間を設けてあげることでお水を飲む量が増える場合もあります。
3.遊びの刺激

老猫になると身体能力も衰えてきますので、過激な遊びは適しません。しかし、シニア期になると寝ている時間も増えるため、1日の中で負担にならない程度の遊びの時間も必要です。
シニア猫にとっての遊びは脳への良い刺激にもなり、楽しむことで活力となったり認知症の予防にも繋がります。猫じゃらしなどのおもちゃを揺らして、猫ちゃんが反応して手で触ろうとするという程度のささやかな遊びでも脳にとっては良い刺激となります。
4.ストレスフリーな生活

なんといっても、猫の健康にとって最良なのはストレスフリーな生活です。
- 毎日変わりなく安心な住環境
- 飼い主の規則正しい生活
- 同居猫との良好な関係
- 芳香剤など強い香りを使わない
- トイレや水飲み場の数が充分にある
など、暮らしの環境を猫ちゃんにとってストレスフリーに整えてあげることが大切です。
猫にとって最良なのは「毎日変わりなく安心な生活」
「飼い主の規則正しい生活」は一見すると猫ちゃんに関係ないように思えますが、飼い主さんが規則正しく毎日生活することで猫ちゃんも毎日「いつもと同じ生活」ができます。猫にとって環境の変化は大きなストレスとなります。
例えば、飼い主さんがいつ帰ってくるか分からないような生活をしていると「いつごはんを食べられるか分からない」「いつ飼い主さんと会えるのか分からない」といった不安を与える恐れがあります。飼い主さんの不変も猫ちゃんにとって安心材料なのです。
まとめ

今日のねこちゃんより:王子郎♂ / 1歳 / ミヌエット / 4.7kg
今回は「猫の健康に良い暮らし」について4つ解説いたしました。どれもシンプルで基本的な要素ですが、猫にとってはこの基本的な要素こそが最も大切なことです。
どんなフードが適しているのか、十分にお水を飲んでいるか、遊びの時間は適度か、どんな生活がストレスフリーかなどは、猫ちゃんの年齢や体格、体調、性格によって違います。猫ちゃんそれぞれに適した環境に整えてあげることが重要です。