愛猫の為にキャットトンネルを作った理由
まだ新品なのにもったいない!一瞬のブレークですぐに飽きてしまうおもちゃの数々・・・
既製品のおもちゃを買い与えても、あまり盛り上がらなかったり一瞬のブレークですぐに飽きてしまうことはありませんか。
我が家の愛猫もすぐに飽きてしまうので、その都度買っていると新品のうちに使わなくなったおもちゃがどんどん増えてお部屋を占拠してしまいます。
健康の為に高級キャットフード代は惜しまない飼い主も、おもちゃ代コストカットに目覚めました。低コストで手作りし不要になった時は惜しまず処分したり、次々変わる興味に合わせたおもちゃを提供してあげられるようにしたいと思っておりました。
飽きたら少し形態を変えられると良い
猫さんは少しの変化も見逃さず「あれ?変わったね?」と寄ってきてワクワクしてパトロールする特性がありますので、飽きた頃に少々形態を変えられたら、再び興味をもって遊べる期間が長くなるのではないかと考えました。
最近のブームは狭いところに潜って遊ぶこと
愛猫は隙間に潜るのが大好き。ソファーに座っていると背後に回って洋服の中に潜って二人羽織状態になったり、ベットカバーの中に入り込んで遊んで盛り上がっています。
潜って遊べるタイプのキャットトンネルだったら、きっと大喜びで遊んでくれるのはないかと思い、早速作ってみることにしました。
はしゃいで飛び込んでくる姿が想像できましたので、ケガや誤飲がないよう安全素材にこだわりました。
キャットトンネルを作るための材料
水道用ホースは100均のシルクさんで、洗顔用ヘアバンドは100均のダイソーさんで購入しました。
- 水道用ホース4本 ※作りたいトンネルの直径や全長によって調節してください
- 洗顔用ヘアバンド4本 ※作りたいトンネルの長さによって調節してください
- ガムテープ
- カッター
- ソーイングセット
キャットトンネルの作り方
1、作りたい直径の大きさに合わせて水道用ホースの不要部分をカッターでカットする。
2、カットできたら輪を作りガムテープで留める。
3、洗顔用ヘアバンド同士を縫い合わせる
愛猫は誤飲癖がある為、トンネルの中でこっそり食いちぎらないよう洗顔用ヘアバンドの縫いしろがトンネルの表側になるようにしました。
ヘアバンド同士を縫い合わせた1~2ミリ程度の縫いしろのみ内側にしました。
縫い目は細かい針目でかがっています。
4、縫い合わせた洗顔用のヘアバンドの両端の布で水道用ホースの輪を覆って同様に縫う。
5、残りの洗顔用ヘアバンドの片側の布で水道用ホースの輪を覆って同様に縫う。
※残りの片側は連結できるようにするのでホースを縫い付けません。
6、5の水道用ホースの輪がついていない部分を○4にはめて連結させたらできあがり。
※潜って遊ぶものなので、くたっとなっていても潜り甲斐があり楽しめますが、トンネルとしての形状を保ちたい場合は水道用ホースの輪を4個以上使用することで安定感が増してトンネルが倒れにくくなります。
愛猫にキャットトンネルを使ってみました!
製作段階から遠巻きにチラチラ見たり乱入して邪魔したりしていましたが、完成したキャットトンネルを見てどんな反応を示すのでしょうか。お昼寝から起きてきたので、早速遊びに誘ってみました。
設置してみると・・
尻尾を直角に立てたご機嫌スタイルで駆け付けてワクワク観察♪
チョイチョイしたりにおいをチェック。入口を見つけると中を覗いて
お尻をフリフリしながら獲物を狙うスタイルで飛び込んできました!
そのまま中に入り探検し、ニンマリ顔♪
よかった!気に入ってくれたようです!
デラックスサイズの既製品より手狭な感じも愛猫の好みに合ったようで、助走付きで飛び込んだり、ふー、やれやれ、という雰囲気で出てきたり、出たり入ったりして楽しそうでした。
飽きた頃にはもっと長いトンネルにしてみたいと思います。
まとめ
今回の手縫い作業は少々時間がかかりますので、空いた時間に少しずつ進めると負担にならず楽しく取り組めます。我が家も縫い針を使っているところに何度も猫が乱入してきてたびたび中断してしまいましたが、作っている段階から猫はじっと観察していて「何やっているのかな?」「あれは何だろう?」と内心ワクワクだったようで、新しいおもちゃに慎重過ぎるビビリの猫さんには、飼い主さんが作っている工程が見られる手作りおもちゃは安心感を持って遊び始められるメリットもあると思いました。
手作りおもちゃは、誤飲癖を配慮した設計、はしゃいで飛び込んでも安全な素材選び等、愛猫のことを一番よく知っている飼い主さんの理想通りの物を用意できるのが利点です。
また、遊び方や飽きた様子に合わせて、簡単に連結させたり形態を変えて長い期間遊べるので作り甲斐がありますね。
遊ぶのが大好きな愛猫さんに、安心して遊べる安全な手作りおもちゃをプレゼントしてあげてみませんか?