猫の毛玉ボールの作り方
猫の毛玉ボールの作り方はとっても簡単です。
- 猫専用のブラシでブラッシングをしていきます。猫をブラッシングをすると毛が何本か落ちるので、抜け落ちた毛をまとめておきます。
- この時に猫から抜けた毛の数が少ない場合には、毛玉ボールを作る事が難しいので、別容器に毛をストックしておくといいでしょう。
- 猫の抜け毛を集め終わったら、石鹸水を毛に付けてくるくると丸めていきます。
- 丸める作業で毛玉が小さくなるので、猫の毛玉ボールを大きくする場合には更に抜け毛を巻いていきます。
- 固くまとまったら、水でよく濯いで乾かしたら猫の毛玉ボールの完成です。
大きさを飼い主が自由にカスタマイズ出来るため、愛猫に適したサイズのボールを作る事が可能です。
猫の毛玉ボールを使った遊び
飼い主と猫でキャッチボール
猫の毛玉ボールを使った遊びは、キャッチボールが定番だと考えられます。飼い主が猫の方にボールを転がし、猫がそれに応えるように飼い主の方へボールを転がせるようになれば、一緒に室内で身体を動かす運動をする事が可能です。
猫だけで毛玉ボールで遊ぶ
ボールは猫にとって最も好むおもちゃです。猫がひとりでボールに触って遊ぶ事も毛玉ボールでならば可能です。自分の匂いが付いているボールを不思議な存在だと認識しつつ転がるボールを必死に追い掛ける姿はとても可愛らしいです。
しかし、毛玉ボールの大きさが小さめの場合には猫が誤って食べてしまわないように注意が必要です。固めてあるものの、毛玉ボールは耐久性がそこまで高くありません。したがって、興奮した猫がボールを食いちぎる可能性も捨て切れません。
一人遊びの道具としても効果的な猫の毛玉ボールなのですが、作ったボールのサイズが誤飲しやすい大きさであった場合には、飼い主は時折猫の様子を確認して、遊び方が激しくボールが損傷する恐れがある場合には別のおもちゃに切り替えるか、飼い主が立ち会って遊んであげて下さい。
万が一、猫が毛玉ボールを飲んでしまった場合
猫が毛玉ボールを万が一飲み込んでしまった場合でも心配はいりません。猫は毛づくろいの際に自分の毛を飲み込んでしまっています。
そして、飲み込んでしまった毛を猫草と言われている草を食べる事で吐き出しています。
したがって、猫が万が一毛玉ボールを飲み込んでしまった場合でも慌てることはありませんが、ボール状のものをそのまま飲み込んでしまった場合には注意が必要です。猫が毛を吐き出せず苦しんでいる様子が続くのであれば、口の中に指を入れて異物を取り除いてあげましょう。
猫が毛玉ボールの毛をむしって食べてしまった場合には、窒息の危険性はほぼありませんが、念のため猫の様子を観察し、異変を察知したら応急処置が出来るように準備しておく必要があります。
まとめ
猫の毛玉ボールは、猫のおもちゃの中でも最もリーズナブルで簡単に作る事が可能です。石鹸水で固めるため、衛生面での問題も心配は不要です。不安であるならば、一度集めた毛を濯いでおくといいでしょう。
しかし、猫の毛玉のボールはある程度大きめに作っておくと良いでしょう。小さめのボールだとそのまま猫が誤飲してしまう可能性が高く、ボール状のまま飲んでしまった場合は最悪窒息してしまう場合があります。よって、猫に一人遊びのお供として与える場合には、ある程度大きめのサイズのボールを作る必要があります。
少量の毛であれば猫が飲み込んでしまっても問題ありませんが、猫が出来るだけボールを誤飲してしまわないように注意深く観察だけはする必要があります。大きめの毛玉ボールの作製は大変ではないので、是非猫の顔と同じくらいの大きさの毛玉ボールを作って、愛猫を驚かせましょう。