話題の「猫のもぐらたたき」とは
ダンボールや箱などに穴を複数開けてそっと下から指やオモチャを出して猫がそれにめがけて猫パンチをするオモチャのことです。最近では情報番組の特集で取り上げられたことがあり必死に猫パンチをしている猫の姿がとても可愛いと話題になっています。
通信販売で猫のもぐらたたきを購入することもできますが、ダンボールや箱があればできるので誰でも簡単に作れることができます。そのためSNSでは自分のオリジナリティーのもぐらたたきで遊んでいる猫の動画や写真がたくさん見つかります。なぜ猫はもぐらたたきの遊びに夢中になるのでしょうか?
狩猟本能が発揮されるため
猫は元々小動物などを狩りしていた狩猟動物だったため本能的に俊敏に動くものに対してとても敏感に反応します。もぐらたたきも猫じゃらしと同様に指やオモチャを不規則な動きをすることによって獲物だと認識するようです。そのため早いスピードで動かしてみたり、急に止まってみるなど色んなバリエーションの動き方をすると猫は興味を示し飽きずに遊んでくれます。
遊びの最後にはターゲットをキャッチするともっと良い
色んなバリエーションの動き方をすることによって猫の狩猟本能が発揮できますが、もぐらたたきで遊ぶ最後には指やオモチャなどのターゲットを捕まえてあげると猫は満足感を味わうことができます。狩猟動物な猫だが思っている以上に体力や集中力がないため長時間遊ばせてあげると疲れてしまい逆にストレスとなってしまうため、せめて10分ぐらいを目安に遊ばせてあげると良いです。
猫のもぐらたたきの手作り方法
ダンボールや箱を用意する
まずは土台となるものを用意しますが猫の猫パンチはかなり強いため箱だとすぐに壊れてしまう可能性があるため、できれば硬くて頑丈なダンボールの方が良いです。ダンボールといっても大きさはまちまちですが小さすぎたら遊び足りなかったり、大きすぎると猫の手が届かない可能性もあるので猫の体の大きさと同じくらいのダンボールを選ぶといいです。だいたいA4サイズより少し大きいのがいいと思います。
ダンボールの一面だけに穴を開ける
土台となるダンボールを用意したら、一面だけに指やオモチャを入れる穴を複数開けます。穴が小さいと指やオモチャがスムーズに入れることができないため、ゆとりがある大きさの穴を開けることがポイントです。また穴を開けるときは至るところに複数箇所開けると猫の狩猟本能が発揮され反応が良いです。
穴に入れるオモチャもバリエーションあると飽きにくい
ずっと指だったり同じオモチャでもぐらたたきで遊ぶと飽きやすい猫にとっては刺激がなくなり、しだいにあまり興味を示さないようになります。飽きさせないように色んなオモチャを使い分けることによって常に刺激を受けるため楽しげに遊んでくれます。
実際にもぐらたたきを作ってみました!
小さめのダンボール箱が家にあったので今回はこれを使いました。大きさはだいたいA4サイズより一回り小さめの大きさです。
蓋となっている端の部分をカットしました。
指やオモチャを入れる穴を開けるため5ヶ所に下書きをしました。
下書きした線に沿って切り取り穴を開けました。切った断面がガタガタしてしまい皮膚が弱い猫は怪我してしまう可能性を考えて、その周りをテープで補強しました。
猫のもぐらたたきで遊ぶ動画まとめ
指を穴に入れた瞬間にピクピクと反応し指に向かってダイブした動きが早い!指の動きをジッと見つめ狙いを定めて猫パンチしているところが狩猟本能を感じさせました。
この動画も狙って猫パンチをしていますが猫によっては器用に両手を使っているのがすごかったです!穴に手を突っ込んでいるのが1番可愛かったです。
毛が白い猫は最初から穴から出てきた指に対し反応がありましたが、もう1匹の黒い猫は様子をみながらという反応で、猫パンチもソフトで、猫の性格によってリアクションに差があって面白くて可愛い。
まとめ
猫のもぐらたたきは家にあるもので誰でも簡単に作れるのでコストを抑えることができますし、猫が元々持っている狩猟本能を発揮できるオモチャなのでとても良いと思います。しかし猫パンチしたときに鋭い爪をだしたり場合によっては噛んでくることもあるため、指でおこなってしまうと怪我をする可能性があるので遊ぶ前に猫の爪を短く切ることです。
また指を使って遊ぶと「指=オモチャ」だと認識してしまう場合があり、日常生活でも指や腕に対して噛んできたり引っ掻いてくることもありますので猫じゃらしなどの猫用品のオモチャで遊んであげると良いです。