羊毛フェルトによる猫のぬいぐるみと自作の方法

羊毛フェルトによる猫のぬいぐるみと自作の方法

羊毛フェルトの猫のぬいぐるみが、ペット愛好家の間で流行しています。特に、現在飼育している愛猫や亡くなってしまった猫ちゃんソックリのぬいぐるみを注文する飼い主も多く、需要はますます高まっています。今回は、猫の羊毛フェルトについて述べていきます。

羊毛フェルトによる猫のぬいぐるみ

こちらを見ている子猫

羊毛フェルトによる猫のぬいぐるみはデフォルメされたデザインの物もあれば、リアルなデザインのぬいぐるみも存在します。

綿のような羊毛フェルトを専用のニードルで刺すことによって簡単にぬいぐるみを作る事が出来るので、キットやプロやアマチュア問わずフリマアプリなどで羊毛フェルトのぬいぐるみが販売されています。

中でもより人気が高いのがリアルなデザインの猫のぬいぐるみです。羊毛は複数のフェルトを混ぜる事によって、よりリアルの猫の毛に近い色を出す事が出来るので、専用のプラスチックアイを組み合わせて、本物のような猫のぬいぐるみを作る事が出来ます。

したがって、愛猫を亡くした飼い主を中心に自分の猫に似せたぬいぐるみを作って欲しいというオーダーが多く羊毛フェルト作家の元に寄せられています。

猫の羊毛フェルト作家・中山みどりさん

ぬいぐるみと猫

中山みどりさんという羊毛フェルト作家は、猫だけでなく犬のリアルなぬいぐるみ制作も手掛けています。

高さ15センチから25センチ程度の比較的コンパクトなサイズのぬいぐるみ制作をしています。飼い主の要望を出来るだけ細かく再現する事を信念としていますが、現在オーダーメイド受注は受け付けていない旨がホームページで公開されています。

中山みどりさんはオーダーメイドの他にも、羊毛フェルトのキットや本を販売されている点が他の羊毛フェルトの作家とは異なる点です。プロなので実績もあり、作品の質も違います。より早くオーダーメイド生産を再開してもらいたいです。以下のURLが中山みどりさんの羊毛フェルトキットのページです。
中山みどり フェルトアート

ですが、中山みどりさん以外にもリアルな猫のぬいぐるみのオーダーメイドを引き受けている作家さんは大勢います。羊毛フェルトで検索を掛けてみて、作家さんに作品の希望を伝え、ぬいぐるみを作ってもらう事が可能です。

例えば、ミンネココナラハンドメイドといったハンドメイドのフリーマーケットサイトであれば、複数の作家から羊毛フェルトのぬいぐるみを買う事が出来ます。

羊毛フェルトの猫の作り方

ぬいぐるみと寝ている猫

デフォルメ調の猫のぬいぐるみの作り方ですが、まず顔部分に使うフェルトを少量取り、小さな丸を作っていきます。四方八方からニードルを刺す事でより早く丸を作る事が可能です。

次に、楕円形の羊毛フェルトを作ります。顔部分に使ったフェルトよりも多くのフェルトが必要となります。顔と胴体が出来たら、首部分を合わせてニードルを使い、くっ付けていきます。 この場合、首と胴体の境目が目立つ場合には少量の羊毛フェルトを巻きつけると良いでしょう。

最後に、少量のフェルトを用いて、耳や手足そして尻尾を作って首と胴体を繋げた時と同様のやり方でくっ付けます。そして目をプラスチックアイとボンドを用いてくっ付ければ完成です。

猫の羊毛フェルトの自作キット

ぬいぐるみを抱えて寝ている子猫

猫の羊毛フェルトの自作キットで最も手に入りやすいのは、ダイソーで販売されている三毛猫であると考えられます。予め必要なフェルトと道具が入っているので、1000円以下で羊毛を手軽に始められます。初心者には安価で始められる事もあり、おススメです。 また、ハマナカなどの手芸ショップでもダイソーよりも精密なキットが販売されています。

まとめ

じゃれている子猫2匹

自分の力量にピッタリな物を選んで、羊毛フェルトを楽しみましょう。腕が上達すれば、愛猫のぬいぐるみマスコットを自作する事が出来るようになります。最初からリアルな猫のぬいぐるみを作る事は難しいので、デフォルメされた簡単な物から挑戦していきましょう。

スポンサーリンク