猫の餌台の選び方〜みんなはどうやって選んでいるの?聞いてみた〜

猫の餌台の選び方〜みんなはどうやって選んでいるの?聞いてみた〜

猫は身体の構造上、胃より下に頭を持っていくかがむような体勢だと食べづらくなってしまいます。食べづらいだけではなく、吐き戻しの原因や、消化不良の原因となります。そんな悩みを解決してくれるアイテムこそが、猫の餌台です。今回は餌台の選び方をアンケートを元にご紹介しましょう。

猫の餌台の選び方

今回は使っている猫の餌台の高さについてのアンケートを取り、それぞれ飼っている猫のサイズ別に集計しました。

小型の猫を飼っている人が選ぶ餌台の高さのアンケート結果
※ねこちゃんホンポアンケート「猫の餌台について教えて!」より抜粋

まずは小型、子猫からです。アンケートの結果を見ると6〜10cmの高さの餌台を使っている人が多く、11cm以上の餌台を使っている人が少ないという結果になりました。

また小型、子猫ということもあり、5cm以下の餌台を愛用している人も過半数近くをしめるという結果になりました。続いてはアメリカンショートヘア、スコティッシュフォールドなどの中型猫のアンケート結果です。

中型の猫を飼っている人が選ぶ餌台の高さのアンケート結果

一般的な大きさの中型の猫を飼っている方の結果です。アンケートの結果を見ると小型猫と同じく6〜10cmの高さの餌台を使用している人が多く、11cm以上の物を使っている人が少ないという結果になりました。

また5cm以下の低い餌台を使っている方も多いです。最後は大型猫のグラフです。メインクーン、ラグドールなど身体も大きく、足から顔までの高さもある猫達はどのような餌台を使っているのでしょうか?

大型の猫を飼っている人が選ぶ餌台の高さのアンケート結果

大型の猫を飼っている方のアンケート結果を見ると、ほとんどの方が11cm以上の餌台を使用していました。その数なんと8割以上です。逆に一般的な猫の多くが愛用している6〜10cmの餌台の使用率は2割以下、5cm以下の餌台に至っては、どの方も使用していないという結果に。

アンケートの結果全体を見ると6〜10cmの高さの餌台を使っている人が多く、11cm以上の餌台を使っている人が少ないという結果になりました。多くの人は1〜10cmの餌台を使用しているようです。ただし、身体の大きな猫は10cm以下の餌台は低すぎるため、11cm以上の高い物を使用するのが一般的なようです。

高さ以外で餌台を選ぶ基準のアンケート結果

続いては高さ以外に餌台を選ぶ基準についてのアンケートです。アンケートの結果を見ると、滑りにくく倒れにくい、安定感のある餌台を選んでいる方が多いです。さらに、餌台の素材や、お皿を置けるスペースや餌台自体の大きさを基準にしている方も少なくはありません。

餌台の選び方

アンケートの結果からもわかるように、餌台を選ぶもっとも大切なポイントは猫の身体の大きさに合った高さの餌台を選ぶということ。餌台を使う目的な、食事をラクに食べさせるためです。低すぎると首を曲げて屈むような姿勢でご飯を食べると、食事がしにくくなります。逆に餌台が高すぎても食べにくいです。

ポイントは胃よりも頭が下がらない位置に食器を置くこと。ジャストな高さを見つけてあげるのが大切です。猫ちゃんの体に合わせて高さを調節できるものだと使いやすいですね。

さらに、安定感があり食べている途中で食器が動いたり倒れたりしないものを選ぶようにしましょう。滑り止めがついているものなどがおすすめです。また素材はできるならば陶器のものがおすすめです。難しければ、洗いやすく衛生的に使える餌台を選んであげましょう。

猫のサイズ別おすすめの餌台

大型猫

メインクーンなどの大型猫の平均体高は30〜35cm程度と言われています。そのため餌台の高さも11cm以上の物を選んであげると良いでしょう。実際に、アンケート結果を見ても11cm以上の餌台を使用されている方がほとんど、たとえ低くても10cm近くの餌台を使用するのが一般的です。

【木製 ペットフードボウル】

木製 ボウルスタンド Highkit
¥2,486円(税込)

猫用に販売されている餌台の多くは10cm以下の物であるため、場合によっては犬も使えるアイテムも視野に入れて探すと良いでしょう。高さが調節できるとなおグッドですね。

中型

一般的な猫の大きさは体高が27cm前後と言われています。そのため餌台の高さは6〜10cmほどのものがおすすめです。5cm以下のものでもいいですが、あまりにも低すぎるとご飯が逆流してしまう恐れがあります。餌台にはボウルと一体型になっているものと、餌皿を乗せるタイプのものがあります。

【ドギーマン ウッディーダイニング】

ドギーマン ウッディーダイニング S サイズ
¥1,313円(税込)

このような台になっているタイプを選べば、現在使っているお皿はそのまま使えます。お気に入りのお皿がある場合は、こちらの方がベストでしょう。

小型、子猫

小型猫や子猫は餌台も低いもので十分です。特に子猫の場合は、餌台を使うと高すぎて食べにくいなんてこともありえます。高さとしては、5cm以下。床より少し高い位置に餌皿が来るように調節すると良いでしょう。

【キャッティーマン ウッディーダイニング】

キャティーマン (CattyMan) 洗える 外せる キャットダイニング
¥2,295円(税込)

このように成長過程に合わせて高さを調節できるものを選ぶと、長く使えるので大変おすすめです。またボウル付きの餌台を使うときは、底があまり深すぎないものを選んであげましょう。体が小さいため、あまりにも深いお皿は食べにくいので注意をしてください。

代用品で安く済ませる方法

餌台の代用品になる商品

ちょうどいい餌台がない!もっと使い勝手の良い餌台はないの?ちょっと値段が高すぎる、という、悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?そんな方は、代用品を活用してはいかがでしょうか?

こちらは雑貨などを販売している人気店「無印良品」で販売している、アクリル仕切棚です。小物整理やステーショナリーグッズをおしゃれに収納するための棚ですが、この透明な台が汚れがすぐにわかるため掃除がしやすく、使いやすいと話題です。

安定していて猫ちゃんにとって危険がないものであれば、どんなものでも代用は可能です。ぜひ使いやすいアイテムを見つけてくださいね。

100均の材料で代用品を手作りする方法

猫ちゃんの身体のサイズに合ったものが見つからない、または気に入ったものが見つからないならば自分で作って見るのがおすすめです。最近では100均アイテムでも簡単に代用品を作ることができます。

例えば、薄い板と小さな角材を使い簡易的な棚を作るのもいいでしょう。筆者が実際に試してよかった代用品は、シンク下などに置ける小さな棚を猫用の餌台として活用するのが良かったです。

そのままだと使いづらいので、棚部分に薄い板を取り付けると、さらに使いやすかったです。皆さまもリーズナブルに手に入る材料を使って、愛猫にぴったりな餌台を作ってあげてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は餌台の選び方や手作りの方法について解説いたしました!餌台選びはとても大変ですよね。猫によって体型は違いますし、好みも全く違います。ぜひ、今回の記事を参考に愛猫にピッタリな餌台を見つけてあげてくださいね。

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