ROYAL CANINの猫フードの特徴
royal caninは、猫や犬のプレミアムフードを作っているペットフードメーカーです。猫や犬を飼っている人は、ペットショップなどでよく目にすることがあると思います。
今回はメジャーなメーカーである、このroyal caninのキャットフードについて詳しく解説していきます。
世界中で愛されているペットフードメーカー
1967年、フランスに住んでいた獣医師ジャン・カタリ―博士が作ったフードにより、royal caninが誕生しました。ジャン・カタリ―博士は、猫や犬の栄養学に基づいた健康的なフードを開発しており、今でもroyal caninのフード作りにおいて、その姿勢は保たれています。そのため、「安心して猫に食べさせることができる」と高い評価を受けており、世界中のペットオーナーから支持されています。
種類がとても多い
royal caninが開発される前は、猫や犬の病気は薬で治すという考え方が根付いていました。しかし、royal caninが開発されてからは、食事によって病気を治すという考えも根付くようになり、食事療法として猫にroyal caninのフードを勧める動物病院も多いです。
そのため、猫の体質や体調に合わせた数多くの商品が出ており、他のペットフードメーカーに比べて、種類が多いといった特徴が挙げられます。
ROYAL CANIN子猫におすすめな商品
それでは、ここからはジャンル別に、おすすめのroyal caninの商品について紹介していきます。
まず紹介するのは、子猫におすすめな商品です。
1.ロイヤルカナン FHN キトン
子猫の歯が生えてきて、ドライフードデビューを果たそうとしている時期にぜひ与えたいのが、こちらの「royal canin FHN キトン」です。
成長盛りの子猫が、十分な栄養を摂取できるように作られています。
また、子猫の時期はまだ消化器官が発達途中なのですが、そのことも考慮して消化に優しい成分を配合しています。
2.ロイヤルカナン FHN -WET ベビーキャット
生まれたばかりの子猫は、ミルクを飲ませる必要がありますが、ある程度大きくなったら離乳をして柔らかいフードに移行します。そんな時期に役立つのが、「royal canin FHN -WET ベビーキャット」です。
こちらの商品は、ウェットタイプのフードになっていて、まだ歯が生えていない子猫でも食べやすい形状をしています。離乳期~生後4か月くらいまでの子猫を想定して作っているため、成長に必要な栄養も豊富に含まれています。
ROYAL CANIN成猫におすすめな商品
次に紹介するのは、成猫におすすめしたいroyal caninの商品です。
室内飼い用やヘアボールケア用など、様々な商品が出ています。
3.ロイヤルカナン FHN インドア
室内飼いをしている場合は、こちらの「royal canin FHN インドア」がおすすめです。
猫を室内飼いしていると、どうしても運動量が減ってしまいがちなので、消化器官の働きも鈍くなりがちです。この「royal canin FHN インドア」は、そのことを考慮して消化を促すような成分が含まれています。
また、運動量の少ない成猫が高カロリーな食事をとってしまうと、肥満に繋がることがあります。しかし、「royal canin FHN インドア」は比較的低カロリーになるように作られているため、ヘルシーで健康的な食生活を送れます。
4.ロイヤルカナン ヘアボールケア
こちらの商品は、毛づくろいによって猫が飲み込んでしまった毛を、便と一緒に排出できるように促すことを考慮したフードです。「royal canin ヘアボールケア」には、可溶性食物繊維や不溶性食物繊維といった、複数の食物繊維が含まれており、これらを摂取することによって、毛の排出が促されます。
ROYAL CANIN病気のケアができる商品
下部尿路や腎臓を患っている場合は、以下のようなroyal caninのフードを食べさせるのがおすすめです。
からだの状況に合わせてケアしてくれるフードになっているので、病気を患っている猫でも安心して与えることができます。
5.ロイヤルカナン 療法食 pHコントロール ライト
商品情報
・下部尿路疾患の猫のための療法食です。
・マグネシウムなどのミネラル成分を調整しています。
猫の病気の中でもよくあるのが、尿路に結石ができる病気です。この「royal canin 療法食 pHコントロール ライト」は、結石の原因となるミネラルを抑えて配合しており、カロリーも控えめになっているため、尿路結石のケアやダイエットに効果的です。
6.ロイヤルカナン 猫用 腎臓サポート
商品情報
・慢性腎臓病の猫のための療法食です。
・リンの含有量を制限、タンパク質や必須脂肪酸の含有量を調整しています。
この「royal canin 猫用 腎臓サポート」は、腎臓の負担となりやすいリンの配合を抑えて作ってあるフードです。また、腎臓病を患っていると食欲不振になりやすいのですが、この商品は嗜好性の高いにおいになるように工夫しているため、猫の食いつきも変わる可能性が高いです。
まとめ
royal caninには様々な商品があり、愛猫の体質や体調に合わせて与えることができます。ちなみに、病気のケアができるフードに関しては療法食であるため、健康な猫が食べてしまうと栄養が偏る危険性があります。そのため、療法食を検討中の場合は、必ず獣医師に相談してから決めましょう。