猫はしいたけを食べても良い?
猫はしいたけを食べても大丈夫!
猫はしいたけを食べても、大丈夫です。
干し椎茸は特に栄養価が高いので、水でしっかりと戻して与えると良いでしょう。ただ、しいたけを猫に与える時は、いくつか注意した方が良い点があります。次項で説明していきます。
猫にしいたけを与える時の注意点、与え方
猫にしいたけを与える時は、いくつか注意点があります。それらを守り、猫に負担をかけないような与え方をしましょう。
- 細かくみじん切り
- 加熱する
- 干し椎茸は水で戻す
- 与えすぎに注意
しいたけを細かくみじん切り
しいたけを猫に食べさせる時は、細かくみじん切りにしましょう。大きいままだと消化できずに、排出されます。ですから、なるべく細かくするのが、猫にしいたけを与える時の鉄則です。
しいたけを加熱する
しいたけは、加熱して与えるようにしましょう。生のまま与えると、お腹を壊す可能性があります。
そもそも生のしいたけは美味しくないので、猫が嫌がるかもしれません。しいたけを猫に与える時は、十分に茹でて与えるようにしてください。
肉や魚、その他の野菜を猫が食べやすい大きさに切り、しいたけと一緒に茹でて与えると、更に栄養価が高まります。ドライフードのトッピングとしても、使えます。
干し椎茸は水で戻す
干ししいたけは生しいたけよりも更に栄養価が高いため、猫に与えるには有効です。ただ、そのままの硬い状態で与えてはいけません。必ず水で戻してからみじん切りにして、加熱して与えるようにします。
しいたけを猫に与える量
しいたけの適量は体重にもよりますが、1日5~10g程度に留めておきましょう。体重が3kgの猫であれば1日5g、6kgの猫では10g程度が目安量です。
なんでも過ぎれば害になるように、いくら栄養価の高いしいたけであっても、猫に与えすぎると良くありません。
猫にしいたけを与えると得られる効果
しいたけは猫の癌や肥満予防に効果あり
しいたけには、ビタミンB群やビタミンD、繊維質が多く含まれます。これらはコレステロールの低下やがん予防、肥満の解消に役立ちます。
しいたけで水分補給
また、しいたけは9割程度の水分が含まれます。そのため、しいたけを猫に与えることで、猫の飲水量を増やすこともできます。猫の飲水量が増えると、猫がかかりやすい腎臓病や下部尿路症候群の予防にも繋がります。
しいたけ以外のきのこ類は猫に与えてもOK?
しいたけ以外のきのこも猫に与えても大丈夫
しいたけ以外にも、きのこ類にはたくさんの種類があります。舞茸やしめじ、マッシュルームなどです。これらのきのこ類も、猫に与えて大丈夫です。
ホワイトマッシュルームは生でも大丈夫
猫に与える時はしいたけと同じ注意点を守って、与えるようにしてください。ただし、白いマッシュルームは生で食べさせることができます。しいたけを始め、色々なきのこ類を使って、味覚を楽しませてあげてください。
まとめ
うまく使えば、しいたけは猫にとって有益な食べ物となるでしょう。
しいたけを使った手作りご飯は、愛猫の体に栄養を与えてくれます。しいたけを猫に与える時の注意点を守り、美味しいしいたけのご飯を、愛猫に食べさせてあげてください。
その他、猫が食べていいもの・悪いもの
今回紹介した食材以外にも、人間には安全でも、与え方や量によっては猫にとって有害な食べ物が数多くあります。場合によっては命に関わるような食材もあるため、飼い主さんは正しい知識を身につけておくことが必要です。万が一のことが起こってしまわないよう、「猫が食べていいもの・悪いもの」を事前にチェックしておきましょう。