猫はあんこを食べても大丈夫?
猫があんこを食べてしまっても毒ではありませんので問題はありません。
しかし猫にあんこを進んで与えるのはNGです。と言うのも、あんこには砂糖がたくさん入っている為、肥満や糖尿病の原因となる可能性があります。
あんこの原料である小豆と砂糖自体は毒ではありませんので、一なめ程度でしたら問題はないでしょうが、日常的に与えるのは避けましょう。
猫の舌には甘みを感じる味覚がないので、甘さは感じられないと言われています。にも関わらず、甘いものを好む猫もいます。
だからと言って砂糖たっぷりのあんこを与えていれば、猫の体にとっては良くない結果になる可能性があります。与えないようにしましょう。
猫があんこを欲しがった時の与え方
- 大豆を茹でた猫用あんこを作る
- 塩や砂糖は入れない
- 煮小豆を使うと便利
もし愛猫がどうしてもあんこを食べたそうにしている時は、あんこではなく、あんこの原料の小豆を柔らかくゆでたものを与えましょう。
もちろん、砂糖は入れずに、水でゆでるだけです。小豆をイチからゆでるのは時間がかかる為、無加糖で無添加の、煮小豆を使うと便利です。
もちろん、固い小豆から時間をかけて煮込み、柔らかく調理しても良いでしょう。煮汁を取っておいて、野菜などを煮る時などに使う飼い主さんもいます。
一度にたくさんゆでて冷凍保存しておけば、便利に使うことができます。柔らかくした小豆を細かくきざむかすりつぶして、他の食材と混ぜて猫に与えると良いでしょう。
あんこの原料である小豆は猫にも良い効果がある
- 血中コレステロールを除去する
- 動脈硬化の予防
- 肥満予防
- ガン予防
- アレルギーの抑制
- 冷えの改善
- 腎臓の働きのサポート
あんこの原料、小豆の主な栄養素は、「サポニン」という成分です。サポニンは水と油、両方に溶ける性質を持っており、血中コレステロールを除去するのに役立ちます。ですから、血液をサラサラにしてくれ、動脈硬化の予防となります。
他にも、脂質を合成したり吸収したりする抑制作用と、代謝を促進する作用がありますので、長期間に渡り摂取すると、腸管の粘膜に変化が起こると言われています。
そうなると太りにくい体質になり、肥満予防に繋がるのです。特にシニア猫にはガン予防やアレルギーの抑制、冷えの改善や腎臓の働きのサポートが期待できますので、オススメです。
一般的なサポニンは溶血作用があり有害なのですが、小豆に含まれる大豆サポニンにはそのような毒性はありません。小豆以外に、高野豆腐や大豆、納豆などにも、大豆サポニンが含まれています。
あんこ好きな猫は多い!
インターネットを検索して見ると、意外とあんこが好きな猫がいる事が分かります。側に魚もあったのに、何故か草餅のあんこだけを食べた猫や、煮た小豆が入った鍋を3匹の猫が襲って食べた、などのエピソードがありました。
猫にも甘党がいる?
人間も様々な味覚の方がいるように、猫にも「甘党」がいるのかもしれません。猫の舌は甘さを感じないはずなのに、不思議です。
もちろん、あんこには見向きもしない猫もいます。もし愛猫があんこ好きな場合は、スキをついて食べられないように、注意が必要です。
砂糖の入っていない煮小豆であっても、食べすぎると下痢をすることもあるそうです。何事もほどほどがベストです。
猫があんこを好む理由
なぜ甘みを感じない猫があんこや小豆を好むのかと言えば、そのニオイが理由のようです。猫は食べられるかどうかをニオイで判別します。
あんこや小豆には一部の猫が好むニオイがしているのだと考えられます。また、飼い主さんが美味しそうに食べているので、自分も食べたくなる、という可能性もあります。
小豆はともかく、砂糖入りのあんこは与えないよう、注意しましょう。
まとめ
猫とあんこについてご紹介しました。
猫はたまに、「こんなの食べるの?」というような変わった食べ物を好むことがあります。猫の食べ物の好みは、生後3ヶ月〜6ヶ月頃の時に食べたもので決まる、と言われています。この時期にあんこを与えてしまうと、それ以降もあんこを食べ物と認識して、食べようとするかもしれません。子猫の時にはなるべく、猫が食べても害がないものを与えるようにしましょう。
女性 ほっとぱい
が、小豆から餡子を使ったことがある方は分かると思いますが砂糖の量が凄く多いです。中には甘さ控えめな物もあるし手作りなら砂糖を少なめになど調節は出来ますが、それでも砂糖が入ってますし餡子を与えるのは良くないですね。
猫にとって砂糖が害があるだけで、小豆自体は食べても問題ありません。
砂糖は肥満に繋がりますし、少しくらいなら問題ありませんが、その少しが積み重なり、肥満となって甘やかされ続けている猫も多いです。
そしておいおい糖尿病や病気のリスクが上がり通院に・・という方も周りにいらっしゃいます。
猫ちゃんように作った餡子や小豆や、もういっその事、食べているものを欲しがっても与えずに、猫ちゃんように用意しているオヤツなどを与えるのが良いです。
飼い猫は与えたら喜んで食べるかもしれませんが、その後にもしかしたら苦しむ未来が待ってるかもしれないことを頭に入れた方が良いです。
今にもお腹が床につきそうなくらい肥満の猫ちゃんを見ると可哀想で仕方ないです(>_<)
せっかくの飼い主さんとのオヤツタイムなんですから、猫ちゃんの健康を考えながら楽しんでほしいと思います♪
小豆の栄養分は猫にとって良いものなので、猫ちゃんに合わせた調理をしてから与えてほしいと思います。
40代 女性 ねこ太