猫が狭くて暗い場所にいるときはそっとしておいてほしい3つのワケ

猫が狭くて暗い場所にいるときはそっとしておいてほしい3つのワケ

猫はなぜかふすまの奥や家具の下など人間からすると狭苦しくて過ごしにくそうな場所にいることがありますよね。そんなときにいるときには「猫がそっとしておいてほしい」とも感じているようですがそのワケについてご紹介させていただきます。

猫は狭くて暗い場所が好き

窮屈な猫

猫って何故か「ふすまの奥」「家具の下」「家具の隙間」など、人間からすると狭苦しくて過ごしにくそうな場所で、寝ていたりくつろいでいることがありますよね。

飼い主さんからすると「猫がいない!」と心配になってしまったり、探してもなかなか見つけられなくなってしまうこともあるので、できれば過ごしてほしくない場所でもあるものですが、猫は狭い自分サイズ暗い場所を自ら好んでいる傾向にあるようです。

猫は、そんな窮屈で暗い場所で過ごすことで落ち着いて、そっとしておいてほしいと感じているようなのですが、なぜなのでしょうか。その理由についてご紹介させていただきます。

猫がそっとしておいてほしいワケは?

棚の上の猫

猫が押し入れの中や棚の間などの狭い場所にいるときや、自分のキャットハウスなどの暗いスペースにいるとき、飼い主さんが触ろうとすると機嫌を損ねたりイライラとしだして嫌な表情を見せることもありますよね。

では猫はどうしてそのような狭くて暗い場所にいるとき、そっとしておいてほしいと感じるのでしょうか。そのワケについてご紹介させていただきます。

1.単独行動を好むから

引き出しの猫

普段は飼い主さんと一緒にいる猫ちゃんですが、基本的に猫は「単独行動」を好みます。いつも一緒にいても「ときには一人になりたい」と思うこともあるものです。

猫も誰にも構われることなく自分の時間を過ごしたいので、そっとしておいてほしいんです。それなのに触られたり構われてしまうと邪魔をされた気持ちになって、不機嫌になったりすねてしまうことがあるのです。ですから、猫にもキャットハウスなどの「パーソナルスペース」が必要なのですね。

2.安静にしているから

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猫が狭くて暗い場所などにいるときには、病気や怪我が原因の場合も。そのために、そっとしておいてほしいと感じていることがあるようです。

昔々、猫が野生として暮らしていたときには、怪我や病気をすると動けなくなり天敵に命を狙われてしまうこともありました。なので体調を崩したときには、天敵に存在が見つかりにくい暗く狭い場所に隠れるようにし、ひっそり治そうと安静にしていたのです。

この行動は本能として現在の猫の中にも残っています。いつもより暗くて狭い場所にこもりがちで、触ると痛そうな仕草などをすることがあるようであれば、飼い主さんは猫の怪我や病気を疑って動物病院へ連れて行くことが大切です。

3.くつろいでいるから

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猫はよく眠る動物でもあります。猫の一日の睡眠時間は「14~16時間」くらいとも言われ、夜だけでなくお昼の時間帯もほとんどを眠って過ごします。

しかし、周りの環境がうるさくて眠りにくかったり触られるなどして睡眠が妨害されるようなことがあると寝不足でストレスを感じてしまうことも。そのようなときには「ゆっくりしたい!」と猫も感じてしまい、人に構われないような場所でゆっくりとくつろぐのです。

まとめ

トロ

猫は暗くて狭い場所を好みます。

それは昔、野生として暮らしていたときに身を潜めてゆっくりとくつろいでいたことや、怪我や病気をしたときにも誰にも見つからないように治癒しようとしていたからなのです。

自宅の愛猫が狭くて暗くい場所でそっとしておいてほしいと感じているときには、ただ一人になりたいだけのときもあれば、何かの病気が潜んでいる場合もあります。

猫の食欲や、元気があるか、トイレはしているか、痛そうにしていないか、という様子も細かくチェックし、異変があるようであれば動物病院へ相談をするようにしてください。

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