猫が不機嫌になる理由
そもそも猫はきちんと愛情を持って接していれば、不機嫌になることもあまりありません。
では、どうして猫が不機嫌になってしまうことがあるのかについて、その理由をご紹介します。飼い主さんはこれらをしてしまわないように、気をつけてみてくださいね。
1.嫌なことをされたから
猫は嫌なことをされると、たとえ飼い主さんであっても、不機嫌になって怒ってしまうことがあります。
例えば
- 足を触られた
- 尻尾を触られた
- 抱っこをされた
などと猫が嫌がるようなことを、無理矢理してしまったり、しつこくしてしまうと、不機嫌になってしまいます。
2.構ってもらえないから
猫は飼い主さんのことが大好きなので、構ってほしかったり、甘えたい気持ちになることもよくあります。そんなときに飼い主さんが構ってくれないと、不機嫌になったり拗ねてしまうことがあります。
3.お世話をきちんとしてもらえていないから
猫は、自分の身の回りのお世話がきちんとされていないとストレスを感じ、「ちゃんとしてよ」と言わんばかりに不機嫌になってしまうことがあります。
例えば
- トイレが汚い
- 同じ餌がそのまま入れっぱなし
- 水が汚れて不衛生
などということが、ないようにしなくてはいけないのです。
4.留守番ばかりだから
単独行動を好む猫ですが、飼い主さんのことが大好き。いつも一人ぼっちだと拗ねてしまって不機嫌になることがあります。
5.遊んでもらえないから
猫は体を動かして遊ぶことが大好きです。それなのに相手をしてもらえなかったり、遊んでもらえないと、ストレスや運動不足によって不機嫌になることがあります。
猫をご機嫌にするには?
不機嫌になってしまった猫ちゃんの機嫌を良くするには、どのようにすれば良いのでしょうか。その方法についてご紹介させていただきます。
1.声掛けをする
まず一番大切なのは、どのようなことがあっても「日常会話」をしてあげることです。
猫は、構ってもらえずに機嫌を損ねているときであっても、飼い主さんの声を聞くだけで安心してリラックスをしてくれることがあります。
名前を呼んであげたり、おはようなどの声掛けを、毎日してあげるように心がけてくださいね。
2.適度に距離をとる
悪気はなく、猫に怖い思いをさせてしまって、猫が懐かなくなってしまったり、耳かきや爪切りをするために、無理に抱っこをしたことに不機嫌になってしまうこともありますよね。
そのようなとき、無理に構おうとすると「逆効果」になってしまうこともあります。
機嫌を良くしてあげるためには、「時間をかける」ということが大切な場合もありますので、無理に近づかず、適度に距離をとってあげるようにしてみましょう。
3.おやつで誘う
どんな理由で不機嫌な猫であっても、「おやつ」は大好物なので、飼い主さんの元へやってきてくれる可能性が高いです。
もし不機嫌な態度がなかなか直らないときには、「あげすぎ」に気をつけながら、おやつを与えてあげてみても良いでしょう。
手で渡すことができるおやつなどであれば、スキンシップもとれるので、うまく猫がご機嫌になってくれることもありますよ。
4.おもちゃで誘う
猫は本能的なものをくすぐられると、不機嫌な気持ちが吹っ飛んでしまうこともあります。
猫が呼びかけに反応しないときや、拗ねてしまっているときには、猫じゃらしやボールなどで遠くから誘ってあげるようにしてみてください。
猫に動くものを見せると、「遊びたい!」という気持ちをくすぐることができるので効果的ですよ。
5.撫でてあげる
猫が構ってもらえないことや、寂しさなどから不機嫌になってしまっているときには、愛情を注いであげるように心がけてみてください。
学業やお仕事で、どうしても留守番をさせることがあるときには、帰宅後にきちんと「ただいま!」「お利口さんだったね!」などと声掛けをしながら、スキンシップをとってあげるようにすれば、猫も不機嫌にならずにいつもご機嫌でいてくれますよ。
まとめ
猫は、自分が嫌がるようなことをされてしまったりすると、「不機嫌」になってしまうことがあります。
そのようなときに効果的なのは、「おやつをあげる」、「おもちゃで遊ぶ」などといった作戦です。
いつも声掛けをして、ストレスを感じさせないように心がければ、不機嫌になることもなくなってくれるはずですよ。