ご機嫌ナナメな猫をなだめる方法
猫がご機嫌ナナメな時、どうやってなだめるのが良いのでしょうか?
その1 放置
猫がご機嫌ナナメな時は、下手に手を出すとケガをする可能性もあります。
威嚇している時は、猫が落ち着くまで放置しておきましょう。
別室に避難するのも手です。
さすがの猫も、長時間ずっとご機嫌ナナメという事はありませんので、時間が解決してくれます。
猫を変に刺激しないように注意して、落ち着くのを待ちましょう。
その2おもちゃ
遊び好きが多い猫は、お気に入りのおもちゃを出すだけで、飛びついてきます。
ご機嫌ナナメな時に目の前にちらつかせれば、もう目は釘付けでしょう。
猫が近づいてきたら、そのままたくさん遊んであげてください。
自分がご機嫌ナナメだった事も忘れ、目を輝かせながら夢中で、おもちゃを追いかけることでしょう。
その3スキンシップ
猫がご機嫌ナナメな理由によりますが、威嚇しておらず、触れられる状態の時は、撫で撫でするなどしてスキンシップをしてあげましょう。
いじけてしまった場合には、効果的です。
単独行動が好きだと思われがちな猫ですが、意外とそうでもありません。
飼い主さんが構ってくれなくて、いじけてしまう猫やストレスを溜める猫もいます。
寂しくてご機嫌ナナメになっている時は、たくさんスキンシップして、構ってあげてください。
飼い主さんからの愛に飢えている猫は、満たされてご機嫌を直してくれるはずです。
そして日頃から寂しい思いをさせないよう、気にかけてあげてください。
その4おやつ
猫にとって嫌な事、病院の受診や歯磨き、爪切りなどをした後に、ご機嫌ナナメとなった場合。
美味しいおやつを与えて、ご機嫌を直して貰いましょう。それで良いイメージを持ってくれれば、次からはそれほど嫌だと感じなくなるかもしれません。
ただ、やたらとおやつを使うのは、避けましょう。
何もしていないのに突如として、猫がご機嫌ナナメになった時に使うと、「怒ればおやつが貰える」と学習してしまう可能性があります。
おやつはあくまでも、猫が嫌だと思うことをしてご機嫌ナナメになってしまった時、しつけの意味を含めて、与えるようにすると良いでしょう。
「嫌な事の後には美味しい事が待ってる!」と学習すれば、猫もそれほど、嫌がらなくなるでしょう。
その5目を見つめない
猫がご機嫌ナナメの時、じっと目を見つめると、臨戦体制に突入してしまうかもしれません。というのも、猫にとって目を見つめることは、喧嘩を売っている意味があるからです。
普段の猫なら、多少見つめたところで問題はないかもしれませんが、ご機嫌ナナメの時に見つめてしまうと、「なんだ、ゴラァ!喧嘩売ってんにゃぁぁぁ!」となってしまう可能性があります。
なるべく猫からは、目をそらすようにしましょう。
もし目がバチッと合ってしまった時は、ゆっくりと瞬きすると、喧嘩を売っている訳ではないことを伝えられます。是非ご活用ください。
その6原因を取り除く
猫がご機嫌ナナメになっている原因を、取り除く事も有効です。
なぜ猫がご機嫌ナナメなのか、考えてみてください。
トイレが汚い、同居の猫と仲が悪い、飼い主さんが構ってくれないなど、様々な原因があると思います。
猫は人以上に繊細な生き物ですから、ストレスを溜めてしまう前に、対処してあげてください。
そのままにしておくとストレスで、体調を崩してしまうこともあります。
そうなったら猫にも飼い主さんにも、負担がかかります。事が大きくなる前に、適切な対処をしておきましょう。
まとめ
体は小さな猫ですが、ご機嫌ナナメの時の破壊力は、すさまじいです。
あらかじめ爪を切っておくのも、大切ですね。
でもキバの攻撃だけは、避けられません。
猫に飛びかかられないようにするのが、1番です。今日も猫のご機嫌を取りつつ、暮らすとしましょう。