猫が飼い主に冷たい理由とは?
猫はなぜ、飼い主に冷たい態度を取るのでしょう?その理由とは?
- 猫が飼い主に冷たい理由1 嫌な事をされたから
- 猫が飼い主に冷たい理由2 拗ねている
- 猫が飼い主に冷たい理由3 見下されている
- 猫が飼い主に冷たい理由4 発情期
- 猫が飼い主に冷たい理由5 気まぐれ
- 猫が飼い主に冷たい理由6 新入り猫が来た
- 猫が飼い主に冷たい理由7 具合が悪い
- 猫が飼い主に冷たい理由8 飼い主の匂いが変わった
- 猫が飼い主に冷たい理由9 勘違い
猫が飼い主に冷たい理由1 嫌な事をされたから
歯磨きや爪切り、病院の受診、避妊去勢手術など、必要な事であっても猫にとっては嫌なことでしかありません。飼い主を嫌な事をした張本人と認識して冷たくなっているのでしょう。
我が家でも確認が甘くて、あまり良くない環境のペットホテルに預けた時、しばらく猫が冷たかったです。また、1匹の歯磨きをし始めると、コソコソ逃げる猫がいたり、終わった後よそよそしい時もあります。近寄ると一目散に逃げるのでちょっと切なくなります。しばらくすると忘れるのか、元に戻りますが。
猫が飼い主に冷たい理由2 拗ねている
旅行や仕事、留学などで長期間留守になった飼い主に対して、拗ねて冷たくなる場合があります。猫は環境の変化に敏感なので、いつもいる飼い主がいなくなった事にストレスを感じて、その原因を作った飼い主に冷たく接するのでしょう。
また、他の猫をやたらと可愛がった時も拗ねます。
下手をすると体調不良になってしまいますので、多頭飼いをする時は公平に可愛がるようにしてください。特に新入り猫がきた時は、どうしても新入り猫に手をかけてしまがちになるので、ご注意を。
猫が飼い主に冷たい理由3 見下されている
猫は悲しいかな、自分よりも劣っていると思った存在には近寄りません。どのような判断基準なのかは分かりませんが、なぜか猫に「この人、下等な生き物だにゃ。」と思われてしまった可能性があります。
猫が飼い主に冷たい理由4 発情期
避妊去勢手術をしていない猫の場合、発情期になると猫が変わったようになり、飼い主に冷たくなることがあります。発情期は猫にとって大きなストレスとなります。もし繁殖させるつもりがないのなら、手術を受けてもらうことも考えた方が良いでしょう。
猫が飼い主に冷たい理由5 気まぐれ
猫が気まぐれな生き物だと言うのは周知の事実。本当にただの気まぐれで、さっきまでは懐いていた猫が急に冷たくなった経験を持つ飼い主の方、多いです。こちらから追いかけると逃げるので、しばらく放っておきましょう。
また気まぐれで、きっとすり寄ってきてくれます。猫が冷たくなるコレと言った理由がない時は、気まぐれの可能性が高いです。バタバタと慌てずに、しばらく様子を見てみましょう。
猫が飼い主に冷たい理由6 新入り猫が来た
新入り猫が来ると、先住猫が威厳を示すためか、今まで甘えてべったりだったくせに、新入り猫の前では、あまりベタベタしない猫に変身することがあります。
でも、本当は甘えたい気持ちがあるので、新入り猫がいない時に突如として甘えん坊復活となることも。先住猫の気持ちをくんで、2人でいる時は思う存分、甘えさせてあげるとGood!
猫が飼い主に冷たい理由7 具合が悪い
どこか具合が悪いのかもしれません。猫の具合が悪くなると、どこかへ隠れてジッとしていることが多いです。態度に表れる時はかなり重症な可能性がありますので、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
猫が飼い主に冷たい理由8 飼い主の匂いが変わった
猫は匂いに敏感です。最近飼い主の匂いが変わったため、冷たくなったのかもしれませんん。何か、日用品で種類を変えたものはありませんか?新しいその匂いが苦手で、あまり近寄ってこないのかも。
猫が飼い主に冷たい理由9 勘違い
猫にも、勘違いすることがあります。正確には、飼い主が原因ではないのにも関わらず、他の嫌なものと関連付けてしまうことがある、という事です。
例えば、すごく大きな音がした時にちょうど飼い主が猫の視界に入った、とします。すると、「大きな音=飼い主」の図式が猫の頭の中にできてしまいます。大抵の猫は大きな音を嫌がりますから、「大きな音=嫌=飼い主」となってしまう訳です。
飼い主としたら「そんな理不尽な!」と思いますが、不可抗力の時もあるでしょう。身に覚えのないことで猫に冷たくされるのは納得がいきませんが、少しずつ信頼回復できるようにしていくしかありません。
まとめ
猫が冷たい態度を取る理由は、飼い主由来のもの、猫由来のものの2種類あります。原因を見極めるのはちょっと難しいですが、今までの日常を振り返り、思い当たる節がないか確認してみましょう。
猫は人以上に繊細な動物なので、飼い主が「これで?」と思うような些細な事で、ストレスを溜めているのかもしれません。人基準ではなく猫基準で考えてみましょう。
ご自身の数倍、繊細だと思って見てみると、きっと答えが見つかるでしょう。