猫が物を落とす5つの理由と対策法

猫が物を落とす5つの理由と対策法

猫が物を落とすのはどうしてでしょう?突然「ガチャン!」と物が落ちた音がして、慌てて飛んで行ってみたら、愛猫が犯人だった・・・というのは飼い主さんあるあるでしょう。猫は物を落とすのが好きです。それは、なぜなのでしょうか?また、猫が物を落とすのを防ぐ対策法は、あるのでしょうか?猫が物を落とす可愛い動画も、ご用意しました。ぜひ、ご覧ください!

猫が物を落とす理由

花瓶を落とす猫

猫が物を落とす理由には、以下のことが考えられます。

  • 物を落とす事で研究している
  • 単に邪魔だから物を落とす
  • 飼い主さんの注意を引きたいので物を落とす
  • 物を落とす遊び
  • 狩りの練習で物を落とす

猫は物を落とす事で研究している

研究

特に子猫や若い猫に多いのですが、物を落とすことでどういう動きをするのか、落下速度や落下後の動きなどをじっと見て、研究していると言われています。自分の周囲にある物の動きを把握する事で、安心を得ているのかもしれません。

猫が物を落とすのは単に邪魔だから

邪魔

いつもの猫の通り道にあって、ただ単に邪魔なのかもしれません。あまりに大きな物は落とせませんが、猫が動かせる程度の小物なら、猫は物を落とすのでしょう。器用に避けて通る場合もありますが、通り道となると縄張り意識も働いて、「邪魔な物は排除!」と物を落とすしているのかも。

物を落とす事で飼い主さんの注意を引きたい

注意を引く

構って欲しい時やお腹が空いた時、にゃ〜と鳴き声をあげたりスリスリしたりして、欲求を伝える手段もありますが、物を落とす方が飼い主さんの注意を引きやすいので、確実性の高い方法を選んだのでしょう。猫なりに、頭使ってマス。

また、過去に猫が物を落とした時に、駆けつけた事はありませんか?何度か同じことを繰り返していると猫の中で、「物を落とす=飼い主さんがくる」と言う図式が出来てしまっているのかも。

物を落とす猫の遊び

遊び

遊びの一環で、物を落とし、それを飼い主さんが拾って元の場所に戻してくれる事を期待している可能性も。戻してくれた物をまた猫が落とす、という無限ループの始まりです!お楽しみください♪物を落とすのが楽しくて、物を落とす癖がついている猫もいるようです。

物を落とすのは猫の狩りの練習

狩り

アメリカにある大学のある動物行動学の研究者によると、猫が物を落とすのは、夜中に発生している事が多いとのこと。猫は、薄明薄暮性と言う、夕暮れと明け方の薄暗い時に狩りをする動物。活発になる夜中に、仮の予行演習でもしているのかもしれません。

猫が物を落とすのを防ぐ対策法

対策法

猫に「物を落とすな!」といくら言っても、通じません。ほぼ言うだけ無駄なので、猫が落とす物を無くした方が、近道です。落とされたくない物は猫の手が届かない場所にしまうようにして、落としてもOKな物だけ、置くようにしましょう。

また、猫が物を落とすと飼い主さんがくる、反応する、と思っていると、飼い主さんの反応を引き出したくて物を落とすこともあります。猫が物を落としてもじっと我慢して、すぐに動かないようにしましょう。物を落としても何も起こらない、と思ってくれれば、飼い主さんの注意を引きたいが為に物を落とすことは、少なくなるでしょう。

猫が物を落とす動画集

いたずらする猫

猫が物を落とす瞬間を捉えた、おもしろ動画を集めてみました!ぜひ、ご覧ください。

悪びれもなく物を落とす猫


物を落とす以外の場面もありますが、動画の30秒くらいのところに、飼い主さんが見ていることが分かっていながら、非情にも机からコップを落とす猫の姿が、ご覧頂けます。その他の猫のいたずらシーンも、面白いですよ!

物を落とした後のごまかし方に注目!


物を落とすのが大好きなエド君。リモコンを落とした後、さも関係なさそうに、眠いふりをして誤魔化します。役者ですね〜!猫のこういう人間っぽいところがまた、たまりません。

しっぽクルクル攻撃で物を落とす


猫のおはぎちゃんは、ブラブラとぶら下がるバナナを、しっぽをクルクルと回すしっぽクルクル攻撃で、撃ち落とします。バナナを見ずに落とすのがポイント!器用ですが、2本目のバナナは落とせずに終わったのが、なんとも残念です・・・。でも、しっぽで物を落とすだなんて、斬新なアイデアです。「画期的で賞」を、おはぎちゃんに贈呈します!(笑)

まとめ

まとめ

猫が物を落とす理由、色々とあるのですね。落とされては困る物を落とすのには困りますが、猫が前足でちょいちょいする姿は、とても可愛らしいです。愛猫が落としても大丈夫そうな物を、置いておくようにすると安心ですね。下手に割れてしまうような物では、猫がその物を落とすと危険なこともあるでしょう。家の中で愛猫が怪我をしないよう、十分に配慮してあげてください。

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