猫が『ズサーッ』としたくなるもの4つ

猫が『ズサーッ』としたくなるもの4つ

猫はとにかく、好奇心旺盛な動物。家の中にある様々なものに反応し、挑んでいきます。高い所や、狭い所…。居心地の良い場所を見つける名人であるとも言えます。そんな猫がつい、「ズサーッ」と滑り込みたくなるものには、どんなものがあるのでしょうか?

1. 袋

紙袋に入る猫

猫は紙袋、ビニール袋が大好き。置いておくと、勢いよく滑り込み、一人遊びをしている光景を見ることがありますよね。

元々、猫は野性時代には単独で行動し、自分の身は自分で守る必要がありました。そのため、敵に見つからずに休息できる狭い場所は、安心できる場所なのです。狭い所を見つけると、思わず「ズサーッ」と滑り込む。これは猫の本能によるもの。

また、カサカサと音が出る袋は猫の好奇心を刺激するのです。

2. 箱

箱に入っている猫

猫は元々、狭い穴に住むネズミを捕まえるのが得意な動物。そして、待ち伏せ型のハンター。箱の中に身を潜め、ネズミが出てくるのを待っているのかもしれません。

しかも、体がちょうど収まるくらいの箱は、敵に襲われる心配をせずに身を隠せる場所。猫が箱を好む理由は、そのような野性時代の名残なのです。

人間から見て「どう見てもその箱には入れないだろう」という小さな箱でも、持ち前の柔軟さで難なく入って見せますよね。箱があったら、ひとまず「ズサーッ」と入ってみる...。それは、体にフィットするのか試しているのでしょう。

3. 新聞紙

新聞紙の中に入る猫

新聞を読もうと広げていると、滑り込んで来て邪魔をされた...。そんな経験はありませんか?我が家の猫も小さい頃はそうでした。読んでいる所をお構いなしに、ころころ、くねくね...。わざとそうしているとしか、思えませんでした。

これは、「新聞なんか読んでないで自分を見て!」と気を引こうとアピールしているのでしょう。飼い主さんの行動を邪魔することで、「かまって!遊んで!」と訴えているのでしょうね。

4. 布団

布団の中の猫

猫の皮膚や毛には、温度や気圧の変化を敏感に感じ取ることができる機能が備わっています。そのため、寒いと感じると、暖かい場所を探して移動を繰り返すのです。

そして、温かい布団を見つけると、思わず「ズサーッ」とスライディング!なんてことも。我が家の猫は特に、干してフカフカになった布団が大好き。

取り込む所を待っていて、部屋に入れた瞬間にダイブします。太陽の匂いのするフカフカの布団は、温かくて心地良いのでしょうね。

まとめ

さくら

いかがでしたか?猫が思わず「ズサーッ」としたくなるものを取り上げました。人間からすると、奇妙な行動のように思いがちですが、ほとんどは、猫の本来の習性から来るもの。人間に飼われるようになってからは、それに加え、飼い主さんの習慣も影響していると考えられます。

いずれにしても、あれこれ考えるよりも前に行動してしまうのが猫。居心地の良い場所を探す名人である猫の好奇心によって、こうした「ズサーッ」との瞬間が生まれるのです。

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