舌打ちしている猫たち
猫の舌打ちってどんな感じなのか、実際見たことない人からするとちょっと想像するのは難しいですよね。
そんなあからさまにするの?と思うかもしれませんが、、これが意外にしっかり舌打ち顔なんです。
そんな悪い顔の舌打ち猫たちを集めてみました。
悪役商会で重宝されそうなお顔のココ様ですが、実は猫アパ1番の平和主義者。
— 京都町家猫カフェ キャットアパートメント (@CatApartment) 2018年3月16日
この顔、どう見ても心の中で舌打ちしてる顔でしょ…。 pic.twitter.com/JwmyJVuUBy
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— 勘太郎ーKantaroー (@pinky_pooh_55) 2013年10月3日
『ちっ・・・』
#豆猫 #猫 #ちっ #舌打ち pic.twitter.com/9ocUyMQlBJ
本日発売の動物mg図鑑、少々配本が遅れているのか、もしくは売れすぎているのかのどちらかで、オンライン書店さんでは売り切れor予約状態になっているようです。いましばらくおまちください。写真はきょう近所でみかけた「ちっ買えねえよ」みたいな舌打ち顔の猫。どうもすんません。 pic.twitter.com/iKQalKgkuC
— 松原卓二 (@ma23) 2017年3月16日
バルーン「チッ…もう閉店かよ!」
— てまりのおうち&てまりのおしろ (@temarinoouchi) 2013年11月29日
バルーン先輩すみません…!!週末もよろしくお願いします!!#猫 #猫カフェ #てまりのおうち pic.twitter.com/PINMmdQUIC
どうでしょうか?
どの猫たちもしっかり悪い顔で舌打ちしてますよね。
偶然そのように撮れたものもあるかもしれませんが、実は猫もちゃんと「舌打ち」するですよ。
猫が舌打ちしている理由
猫が舌打ちする理由は
- 威嚇している
- 獲物を狙っている
この二つだと言われています。
威嚇している
威嚇と言うと「シャーッ」や「フーッ」の方がよく知られているし実際に耳にしたこともありますよね。
「チッ」と舌打ちが出るときは、大抵「シャーッ」のあとなんです。
それはなぜかと言いますと、「シャーッ」と怒るのは、蛇の「シャーッ」を真似していると言われているのですが、その蛇は「シャーッ」の後に「チッ」と毒を吐くのです。
ですので、猫は毒を吐きませんが、真似っこで蛇と同じように「シャーッ」ときたら「チッ」がセットになっているんですね。
獲物を狙っている
獲物を目で追っているとき、猫は頭の中で「ああやってこうやってコテンパンにしてから捕まえるんだ」とシミュレーションしています。
そうやってシミュレーションしているうちに、どんどん興奮していき「よしっ!やってやるぞー!待ってろよー」と気合が入ります。
その時、つい興奮し過ぎて「チッ」と舌打ちをしてしまうようです。
猫をしつけする時に舌打ちは良くない
猫にとって舌打ちとは、威嚇や狩りの標的相手にするようなネガティブな意味が込められています。
ですので、しつけに使われる方も多くいらっしゃると思いますが、あるアメリカの研究機関で発表された論文によりますと、10歳〜19歳のシニア猫(特にバーマン種)が舌打ちなどの音により発作や痙攣を引き起こす恐れがあることが分かったのです。
純血種、雑種共に発症の可能性があり、舌打ちの他にもアルミホイルの擦れる音やキーボードの叩く音、金属がぶつかる音など、生活する上で必ず聞くような音たちが報告に上がっています。
この症状にはまだ治療法がないので、シニア猫にはなるべく聞かせないよう予防をとる他ありません。
しつけで舌打ちを利用している人、舌打ちが癖になっている人、猫を呼ぶ時「チッチッチッチッ」と舌打で気をひく人は注意が必要です。
まとめ
猫と舌打ち、その理由と危険性を紹介致しましたがいかがでしたでしょうか。
発作や痙攣については、まだまだこの事実を知らない人も多くいるかと思います。その為知らず知らずのうちに発症させてしまうこともあるかもしれません。
知っていれば出来る限り防ぐことが可能になるので、まわりの猫飼いさん達にも是非広めていって欲しいと思います。