犬だけじゃない‼猫のフィラリア
可愛らしい、元気な愛猫の姿に癒された経験のある飼い主は多いでしょう。
その大切な愛猫がある日突然、苦しみ悲痛な表情をするようになったらと考えたことは有りますか?そうなる前に予防をしっかり行うなど、できることは何でもしたいと思うのではないでしょうか?
猫がフィラリアにかかるとどうなる?
犬と同様フィラリアは、フィラリアの幼虫を吸血した蚊が感染源だとされています。フィラリアの幼虫が猫の体内に侵入し、肺や心臓の血管に寄生することによって引き起こされる恐ろしい病気です。
- 食欲不振
- 呼吸苦
- 咳
- 体重減少
- 吐き気
死に至ることもあり、安易に考えるべきでない問題でしょう。特に猫の場合症状がはっきりとでないこともあり、症状が出たときには既に危険な状況であることもあり、しっかりと予防することが大切です。
気になったら獣医さんに相談してみましょう。また、治療法も確立されていないとのこと。予防が一番効果的なようです。先程も述べましたが、最悪の場合呼吸困難やショックによって死に至ることもありますので、注意して見ていきたいですね。
猫のフィラリアは予防するしかない
お薬での予防があります。蚊の活動期間に合わせて毎月予防薬を投与する必要があるでしょう。薬は皮膚に染み込ませるタイプで、首の後ろにつけることで愛猫が舐める心配もありません。
慣れてないと嫌がる猫も居ますので、リラックスした雰囲気で投与すると良いかもしれません。筆者が通う動物病院では4~12月に月1回予防薬をあげることが推奨されていました。
多頭飼いのご家庭は金銭面での負担が大きくなりますが、もしものことを考えると予防されることが1番でしょう。因みに筆者のペットは猫3匹、犬1匹全て予防薬を投与すると月1万弱でした。
また、ノミ、ダニも同時に駆除できますので、他の病気の予防にもつながるでしょう。室内飼いの猫だとしても感染する可能性が無いわけではありません。猫の体内ではフィラリアは成長しにくく犬に比べて発症する確率は低いようですが、何もしないで後悔するよりは予防した方が良いでしょう。
また、蚊を駆除するなど環境を整えることも予防の1つですが、蚊が全く入らない環境で飼うのはちょっと難しいかもしれませんね。
まとめ
フィラリアを予防するには決められた期間、決められた量の予防薬を与えることが必要です。
まずはお近くの獣医さんと相談してみては如何でしょうか。フィラリアに限らず、予防薬で防げる病気は他にもあります。全てを予防するのは難しいかもしれませんが、愛猫の健康を考えて取り組んでみるのは如何でしょうか。