猫に噛まれたら何科にいく?
猫に噛まれたら何科であろうと保険での診療範囲ですので、どれくらいで治るかはわかりませんが高額にはならないと思われます。緊急外来や夜間の救急診療の場合は金額も変わってくるでしょう。
猫に噛まれたら何科でも「病院に行かない!」と考えずに病院を受診しましょう。
基本は外科に行きましょう!
猫に噛まれたら何科と迷わずに病院に行きましょう。猫に絡まれたらそれは怪我ですから傷口に対する外科的な処置が必要となります。
「猫に噛まれたら外科系」と覚えていただき、何科と迷って治療のタイミングを逃さないようにしてください。外科、整形外科、形成外科など何科でも大丈夫です。
総合外来も大丈夫です!
猫に噛まれたら痛みによりパニックになる可能性もあります。何科と考える前に様々な科のある総合病院や大学病院も選択肢に入れておいてください。
判断できなく駆けつけた病院が総合病院や大学病院であれば、猫に噛まれたらかかるべき科が何科であろうと、病院内にある可能性が高いですので、より早めで的確な診察が受けられるでしょう。
皮膚科も大丈夫!
猫に噛まれたら外科でなくても皮膚科でも傷口に対する処置ができます。
もし専門的な治療が必要であれば診療していただいた皮膚科の先生より専門病院を紹介いただけるでしょう。
かかり付けの医師に相談する!
猫に噛まれて冷静になれない場合は、何科など関係なくかかり付けの医師に電話で相談をすることも良いでしょう。
その電話で何科にかかれば良いのか相談をし、外科、整形外科、形成外科など紹介してもらうこともできるでしょう。かかりつけのお医者様に紹介状を書いてもらうこともできます。
猫に噛まれたら状況を伝えましょう
- 飼い猫か野良猫か
- 猫にいつ噛まれたのか
- 発熱など噛まれた他の症状
まずは猫に噛まれたら飼い猫なのか、野良猫なのかを見極めます。
野良猫ならワクチンなど行われておらず、感染症などに感染する危険度が高まります。しかし飼い猫であれば感染症の被害が最小限におさまる場合もあります。
そして猫に噛まれたら腫れていないか、腫れが引かないなど現在の症状を把握し、何科に関わらず状況を的確に病院へ話せるようにしておきましょう。特にワクチン接種など行われていない野良猫に噛まれたら「何科」と悩む前に緊急を要するので、早く病院を受診しましょう。
猫に噛まれたら病院に行くべきか?
動物のかみ傷の影響について
動物に噛まれて怪我をする割合の、多くの対象動物は猫が1割で犬が9割と言われています。
噛まれると猫や犬の犬歯である牙によって深く鋭い傷ができます。犬もそうですが、猫に噛まれたらその傷が問題なだけではなく強い噛む力により周りの組織にも影響が及びます。
猫など動物の口の中には多くの細菌が存在していますので、感染症を引き起こしたり、筋肉まで傷が到達すると身体の部分の壊死や人間の生命にも関わってきます。
人間と暮らす動物では犬より猫の方が感染症を発症する確率が高いのです。
それは猫の口の中に細菌が多くいるのではなく、猫の牙の方が細くて鋭いために、針のように深い傷になりやすいためだそうです。
時間が経っても痛みがなくならない場合
- 傷口の腫れが引かない
- 傷口が膿んでくる
- 傷口が治ってこない
- 痺れがある
猫に噛まれたら腫れます、そしてすぐに傷口は治らないでしょう。しかし時間が経っても痛みが収まらずに症状が悪化してくる場合は、感染症に罹患してしまった可能性もありますので、猫に噛まれたら何科と迷わずに外科系の病院を受診しましょう。
猫に噛まれた時の感染症の種類
- パスツレラ症
- カプノサイトファーガカニモルサス感染症
- 猫ひっかき病
人獣共通の感染症は多くあり、症状が重症の場合は生死に関わります。
その他、アレルギーなどもありますので注意が必要です。何科を受診したらと考えるより、飼い猫に噛まれたらという危険を予想しておくことも大切でしょう。
猫に噛まれた時の治療の方法
猫に噛まれた時の応急処置は?
- 傷口を洗う
- 傷口に消毒薬を塗布する
猫に噛まれたらすぐに勢いのある水道の蛇口で傷口を洗います。
そして消毒薬で傷口を殺菌します。出血がある時は滅菌ガーゼ、ない場合は新しいタオルでも大丈夫ですので、傷口に消毒後に清潔な物で防御します。
しかしあくまでも応急処置ですので様子をみて外科系でしたら何科でも大丈夫ですので病院を受診してください。
病院受診後
- 抗生物質
- 軟膏など塗布
外科、形成外科、整形外科と何科であろうと猫に噛まれたら対応はしてもらえます。傷口の処理と、感染症の治療により抗生物質や軟膏などがは処方されるでしょう。その後、必要な場合は専門外来を紹介いただけるでしょう。
まとめ
猫に噛まれたら何科?治療費や治療の方法についてお話をさせていただきました。猫に噛まれたら、猫に引っ掻かれたらという危険はいつでもあります。愛猫の可愛い甘噛みであっても何かのきっかけで本噛みになってしまうことも可能性としてはあります。
決して様子をみたりせずに病院に行きましょう。