猫の鼻キスで気を付けることは?
猫の鼻キスで気を付けることはあるのでしょうか。猫同士が鼻キスをして挨拶をしたり情報収集をしていることもよくありますが、飼い主に鼻キスをしてくることもありますよね。うれしいのでついチュッとキスをしてしまうこともあると思いますが、そのようなときに気を付けるべきこともあります。そこでここでは、猫の鼻キスで気を付けることについてご紹介させていただきます。
感染症に注意
猫の鼻キスで気を付けることは結論として「感染症」です。猫は可愛らしくて口についキスをしてしまうこともありますよね。しかし、猫の口やその周辺には100%常在菌が潜んでいると言われています。そんな猫に鼻キスなどをしてしまえば、猫にとっては無害でも人間にはその菌が体内に侵入して感染してしまうことがあります。具体的には
- サルモネラ症
- パスツレラ症
- キュー熱
これらのようなものがあげられます。猫と鼻キスをすることはいけないことではありませんが、飼い主の体調が悪いときには免疫も低くなっているので感染症を引き起こしやすくなってしまいます。猫と鼻キスをするときには感染症には十分気をつけなければいけません。
猫が飼い主に鼻キスをしてくる理由
猫が鼻キスをしてくる理由はどのようなことが考えられるのでしょうか。猫の鼻キスの行動はとても可愛らしいですよね。猫が他の猫や飼い主に鼻キスをしてきたときに「臭いをにおっているのかな?」とも思いがちですが、この仕草にはいくつかの理由が考えられます。そこでここでは、猫が鼻キスをしてくる理由についていくつかご紹介させていただきます。
愛情表現をしてるつもりだから
猫は甘えているときや寂しいときに、愛情表現をしているつもりで鼻キスをしてくることがあります。飼い主に甘えているときなどに飼い主の手や腕などを舐めてくることがありますよね。そちらと同じような行動です。臭いをにおって自分の大切なパートナーだと安心感を得ているのと同時に飼い主に向けてたくさんの愛情表現をしているのです。
挨拶をしているから
猫が鼻キスをする理由として「挨拶をしているから」ということも考えられます。猫同士や飼い主が顔を会わせたときに、お互いが鼻をくっつけるようにキスをするのは相手の臭いをにおっているからです。そしてこのときに挨拶をしていると言われています。猫を多頭飼いしている場合にみられる鼻キスも仲の良い証拠とも言えますね。お互いが挨拶をして信頼しあっているということがよくわかります。
また、動かない一匹の猫に対して他の猫が鼻キスをして挨拶をしにくる場合は動かない猫は「ボス猫」ということも分かりますよ。多頭飼いをしている場合にはそちらも確認してみてくださいね。
鼻で情報収集をしているから
猫は鼻キスをして挨拶をしたときにお互いの臭いをにおって確認をしています。鼻をちかづけて臭いをかぐことによって
- 相手がどこにいっていたのか
- どんなことがあったのか
これらのような情報を収集することができるようです。
まとめ
猫が鼻キスをしてくる仕草はとても可愛らしいですよね。猫の鼻キスには
- 愛情表現
- 挨拶
- 情報収集
これらのような理由によってしている仕草なのです。
しかし、猫には無害でも口にいる菌が人間には感染してしまうこともあります。具体的には
- サルモネラ症
- パスツレラ症
- キュー熱
これらのようなものがあげられます。猫と鼻キスをするときにはこれらのようなことに十分気を付けるようにしてくださいね。