猫が痛みを感じている時
猫も人間同様、痛みを感じることはありますが、「〇〇が痛い」とハッキリと伝えられないことや、猫は痛みを隠す動物だと言われていることから、なかなか飼い主さんが気が付いてあげられないのが現状です。
猫が痛いと感じている時の様子を知って、痛みに早く気が付いてあげることで、病気やケガの早期発見につなげることができます。早期発見することで猫の痛みを早く取ってあげることが出来るのはもちろん、治療費も少なく済みますよね。
猫が痛みを感じている時の仕草
では、猫は痛みを感じている時にどのような仕草を見せるのかというと、
- いつもより攻撃的になる
- 毛づくろいを頻繁にする
- 唸る
- ゴロゴロと喉を鳴らす
- ごはんを食べない
が挙げられます。
痛みに気づかれたくない(弱みを見せたくない)と感じ、攻撃的になる子や、痛みを紛らわすために必死に毛づくろいする子、唸りながら耐える子もいれば、ゴロゴロと喉を鳴らし自ら安心感を得ようとする子、ごはんも食べずに暗い場所で寝て治そうと頑張る子等、様々です。
我が家の猫を例に出すと・・・↓
肛門腺が詰まった時の症状と仕草
いつもより肛門を舐めていることに気が付き、お尻を見てみると真っ赤に腫れあがっていたのですが、週末だった為月曜に病院へ・・・と考えていました。
その時の様子は、しきりに肛門を舐めながら「ヴゥー」と唸り続けている感じ。排せつはいつも通りで、食欲もあり。
月曜の朝にはお尻の腫れが引き綺麗に戻っており、うなり声も出さなくなった為病院へ受診はしませんでした。この時自然治癒力の素晴らしさを実感しました。
他にも肉球のヤケド等のケガもしたことがありましたが、やはり頻繁に患部を舐める・唸るの仕草が見られることが多かったです。
猫が痛みを感じている時の対処法
猫の痛みに気が付いても人間がしてあげられることは少なく、対処法を間違えると余計に危険なことになってしまいます。
もしも猫が痛みを感じていることに気が付いた場合は、まずは猫に任せるのが一番だと私は感じています。猫にも自然治癒力はありますので、ちょっとしたケガ等で痛みを感じている仕草が見られても、食欲や排せつがいつも通りの場合は、無駄にストレスをかけない為にもすぐに動物病院へ行くことはせずに、様子を見ています。
- 様子を見ていても症状が改善されない
- いつもとは明らかに違う
等の時にはすぐに病院へ行く、というスタイルで猫の飼育を続けていますが、「なんだかおかしい」と感じすぐに病院へ連れて行くと猫風邪だった、「肛門が腫れている、でも救急へかかるほどでは無さそうだ」と感じ様子を見ていると自然に治った等、飼い主の勘は本当によく当たるものです。
まとめ
猫が痛みを感じている時には、痛みを感じている時の仕草に気が付いてあげる他、どれだけの症状が見られるかを確認することが大切なポイントだと言えます。
痛みを感じている時の仕草だけで、排せつや食事がいつも通りで元気があるなら様子見、痛みを感じている仕草を見せながら寝たきりで食欲もなし、という場合はすぐに病院へ、等飼い主さんがしっかりと猫の様子を見て状況判断することが1番です。