猫に粗相が増えてきた時に疑われる病気3つ

猫に粗相が増えてきた時に疑われる病気3つ

猫ちゃんが急に粗相が増えてしまうと、飼い主さんとして困ってしまいますし体調も心配になるかと思われます。まずは何から疑えば良いのか見当できる知識を身につけましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

最近粗相が増えてきた

猫の粗相を掃除する人

猫ちゃんの粗相が続くと、飼い主さんは大変困ってしまいますよね。「以前はなかったのにこの頃多いなぁ」と感じてきたときは、病気を疑った方が良いケースもあります。

かかりつけのお医者さんに相談することがベストですが、家庭でもどんな病気があるのかだけでも把握しておくと、飼い主さんの不安を少し取り除くことができるかもしれません。

1. 膀胱炎

診察されている猫

人間の病気でもある膀胱炎は猫ちゃんでも起こりえます。膀胱炎は膀胱内の粘膜に炎症が起きることで発生します。それが粗相につながり、病気が発見されるケースがあるのです。

膀胱炎は細菌感染や尿路結石、突発性膀胱炎(原因の分からない膀胱炎)が原因となって発症します。まれに膀胱内に腫瘍があると頻尿や血尿にもつながっていきますので、飼い主さんは日々愛猫のトイレ状況をチェックしておくと良いでしょう。

2. 分離不安症

不安そうな猫

元々の性格が甘えん坊であり、子猫のときから飼い主さんに構われすぎて育てられると、依存度の高い猫ちゃんになることがあります。いつもそばにいたママ(飼い主さん)がいなくなってしまったことが分かると、精神的に不安になりどうしたらよいのか分からなくなって、そのまま問題行動を起こしてしまうのです。

野生では子猫がある程度の年齢になると母猫は、子猫をおいてどこかへ出かけるようになったり、自分のテリトリーから追い出して独り立ちを促します。しかし、人間に飼われた猫ちゃんはこうした経験をせずに過ごしてしまうので、このような症状が出てきてしまうのです。

子猫のときから発症してしまう子もいますが、飼い主さんが結婚して同居人が増えるようになったり子供ができたりというタイミングで、発症する子もいます。日々愛猫と決まった時間に遊ぶようにしたり、子猫の時はケージが子猫のテリトリーにしてあげたりなどの配慮をしてあげましょう。

3. 腰痛

ぐったりしている猫

意外なことに腰痛が原因で粗相してしまう子もいます。膀胱炎や環境の変化に伴うストレスが原因でもない…と心当たりのある原因がなければ、腰痛を疑ってもいいかもしれません。

時折猫ちゃんが苦しそうに痛そうにしていたり、呼吸がはぁはぁと余裕のなさそうな状態になります。疑われる場合は、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

まとめ

トイレの横に座る猫

綺麗なトイレ環境と飲水量の確保が排泄系の病気の予防となります。飼い主さんも、たまにはトイレの丸洗いをしたり猫ちゃんの生活環境を見直してみたりして、気にかけてあげましょう。

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