猫も「うつ病」になる?うつ状態の猫が示す兆候と対処法について

猫も「うつ病」になる?うつ状態の猫が示す兆候と対処法について

猫にもうつ病のような症状が出ることがあるのをご存知ですか? 猫のうつ病は気づきにくいものですが、様々な症状が起こります。猫がうつ病になると、どんな症状が現われるでしょうか? 飼い猫がうつ病かも、と思った時はどうしたらいいでしょうか? 猫のうつ病の兆候と対処法をまとめました。

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猫も「うつ病」になるの?

こちらを見る猫の目元のアップ

猫がうつ病になっているかどうかは、判断が難しいところです。マイペースで単独行動を好む猫は、気ままにひとりで寝ていることが多いからです。

それでも、人間の鬱病に近い症状が現われることがあります。猫にうつ病があるとはっきり断言することはできませんが、ストレスなどをきっかけにうつ状態になることがあるので、ケアしてあげる必要があります。

「うつ病」の猫が示す兆候

顔を隠して丸くなって寝る猫

グルーミングをしなくなる

きれい好きな猫は、よくグルーミングと呼ばれる毛づくろいをしていますね。それによって、猫ちゃんのもふもふの毛並みはきれいに保たれていますが、うつ病になると、グルーミングをしなくなるので、毛艶は悪くなり、毛玉ができたりします。または、グルーミングのし過ぎで毛が抜けてしまうこともあります。

眠っていることが多くなる

猫は高齢になると寝ていることが多くなりますが、うつ病でも眠っている時間が増えます。もともと寝ることが多い猫なので、判断は難しいところですが、うつ病の場合は、お腹を見せるなどリラックスした姿勢で寝ることはあまりありません。

粗相をするようになる

トイレ以外の場所で排泄するようになります。スプレー行動も増えるようです。

無気力になる

猫は寝ていることが多いので、ただ単に眠いだけなのか、無気力なのか、判断が難しいところですね。でも、若くて健康な猫なら、運動や遊ぶことも大好きです。

それまで好きだったおもちゃに反応しなくなったり、体を動かすことがなくなったら、うつ病の兆候の可能性があります。多頭飼いの場合は、他の猫とも遊ばなくなります。

食欲が落ちる

食べることが大好きな猫ちゃんが、あまりごはんを食べなくなったら要注意です。もちろん、食欲不振は様々な病気や体の不調で起こるので、他の原因があることも考えられますが、うつ病になると食べ物に興味を示さなくなると言われます。逆に、異常に食べたがることもあるようです。

隠れてばかりいる

飼い主さんや家族が好きで、いつもそばにいた猫ちゃんが、部屋の隅や家具の隙間などに隠れるようになったら、うつ病の症状かも知れません。人間や他の動物に構われるのを嫌がるようになります。

攻撃的になる

うつ病で隠れてばかりいる猫は、人間や他の動物に構われるのを嫌がります。そのため、飼い主さんであっても、近づくと威嚇したり攻撃的になることがあります。

よく鳴く

眠ってばかりいたり、無気力で隠れてばかりいる猫がいる一方、急に鳴くことが増える場合もあります。不満や不安、ストレスを抱えていると、遠吠えのように鳴いたり、夜鳴きをするようになることがあります。

「うつ病」になったときの対処法

カーテンの下から顔を覗かせる猫

トイレをきれいにする

猫はトイレが汚れているとストレスを抱えてしまいます。そのストレスが原因でうつ病になることがあるので、トイレが汚れていないかチェックしてみて下さい。

猫ちゃんが、いつでも気持ちよくトイレを使えるよう、常にきれいにしておきましょう。多頭飼いの場合、トイレは1頭につき1個必要です。

また、トイレの置き場所も、ある程度のスペースがあって、人があまり通らないような環境がいいでしょう。猫ちゃんが安心し、落ち着いて排泄できるようにします。

遊んであげる

飼い主さんが忙しくてあまり猫ちゃんを構ってあげられない時も、ストレスを抱えてしまいます。できるだけ時間を作って、猫ちゃんと遊んであげたり、ブラッシングをするなどスキンシップを取るようにしましょう。

運動させる

猫にとって十分な運動ができないこともストレスです。猫ちゃんが運動できるスペースがあるでしょうか。上下運動ができるよう、キャットタワーなどを置いてあげるのもおすすめです。

プライベート空間を作る

多頭飼いや他のペットがいるなどで、猫ちゃんがひとりになれる空間がない時も、ストレスを抱えてしまいます。できるだけ、猫ちゃんがひとりで落ち着ける空間を作ってあげましょう。外を自由に眺められるよう、窓のそばにステップなどを置いてあげるのも良いです。

薬で治療する

猫ちゃんのストレスの原因となりそうな物を取り除いても、うつ病の症状が改善されないなら、動物病院で相談してみましょう。

グルーミングをしない、よく眠るといった症状は、うつ病でなくても高齢になると見られます。他の症状についても、別の病気の可能性もあるので、症状がひとつあるからといってうつ病とは限りません。

いくつかの症状を見て判断し、うつ病が疑われる時は動物病院へ連れていくようにしましょう。他の病気のこともあるので、気になる症状があれば、獣医さんに診てもらうのが安心ですね。うつ病の場合、獣医さんの判断で、抗うつ薬など薬が処方されることがあります。

まとめ

寝ている猫の頭を撫でる人の手

言葉を話すことのできない猫ちゃんの心や体の不調に気づいてあげられるのは、飼い主さんです。もしかしたら、うつ病かも知れない、という症状があったら、うつ病の原因と考えられる物を取り除き、猫ちゃんが安心して生活できるように心がけましょう。それでも改善が見られない時は、動物病院で相談して下さいね。

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