泌尿器の異常
猫が部屋をウロウロとさまよっている時、それは、泌尿器の異常があっての事かもしれません。泌尿器に異常があると尿意が近くなるなどして、頻繁にトイレに行く事になります。
日に何度もトイレに行ったり、ウロウロと落ち着かなさげに動き回ったりしますので、早めに異常に気がついてあげてください。
尿の色や量、尿の中にキラキラしたものが入っていないかなどもチェックしましょう。そして猫の苦痛を和らげる為にも早めに、動物病院に行くことが求められます。
認知症の可能性
猫も人間と同じように、認知症になります。認知症になると徘徊する場合がありますので、家の中をウロウロと動き回ります。
夜中に大声で鳴くなどの症状が現れることもありますので、かかりつけ医に相談するなどして介護をする必要があります。
猫の介護は時として大変なこともありますが、長年一緒にいた猫ですから最期まで責任を持って、面倒をみてあげましょう。
甲状腺機能亢進症
高齢猫になると、甲状腺機能亢進症という甲状腺の病気にかかりやすくなります。この病気になるとウロウロと動き回る、食欲が増える、けれど体重は減るといったような症状が現れるようになります。
病気が進行すると下痢、嘔吐、多尿などの症状が出てきますので、早めに動物病院に行って治療してあげてください。
目の異常
目の異常で視力が落ちると、部屋を歩く時に家具にぶつかるなどして、ウロウロしてしまうことがあります。
猫の安全が脅かされてしまいますので、ぶつかって危険なものはどかす、タオルなどで保護して猫の安全を保ってあげてください。
ストレスで
ストレスを感じている場合も、ウロウロするでしょう。猫は環境の変化に敏感なので、模様替えや引越しなどで今までの住環境に変化があるとストレスを感じて、ウロウロする場合があります。猫の匂いがついたものを置くなどして、なるべく落ち着けるように配慮してあげると良いでしょう。
その他、見知らぬ猫が庭に現れた場合も、ウロウロすることがあります。外に向かって激しく威嚇する場合も。猫はストレスに弱い生き物ですので、なるべく猫のストレスを減らす努力が必要です。
まとめ
猫は言葉を話しませんから、飼い主さんが猫の異常をいち早く察知して、対処してあげることが重要です。
なぜ部屋の中をウロウロし出したのか…これと言って思いつかないようなら、ご紹介したどれかの病気かもしれません。気をつけてあげてくださいね!