冬場に猫が室内で好むあったかスポット4つと気をつけたいこと

冬場に猫が室内で好むあったかスポット4つと気をつけたいこと

2月とはいえまだまだ寒い日は続きます。皆様の猫ちゃんたちはどのようなあったかスポットがお気に入りでしょうか。今回は猫が室内で好むあったかスポット4つと、そこで過ごすうえでの注意点についてご紹介させていただきます。

猫は寒さが苦手?

タオルをマフラー代わりにする猫

"♪猫はこたつで丸くなる~♪" という一節の歌が存在するように猫は寒さに弱いイメージがありますよね。実際はどうなのでしょうか。

人間にも個人差があるように、猫も寒さの感じ方には個体差があるようです。しかしながら、一般的には寒さが苦手な猫のほうが多いようです。

ちなみに歌にある「こたつで丸くなる」というのは実際とは異なるようで、猫は寒い丸くなり、こたつの中では伸びていることが多いようです。

猫が好む室内のあったかスポットと注意点

1.こたつ

こたつでうたた寝をする猫

こたつがある家庭では、人間と一緒にこたつで寛ぐ猫ちゃんも多いのではないでしょうか。我が家の猫はこたつが大好きで中で暖まったり、顔を出して腰の部分を暖めながらうたた寝をして楽しんでいます。

足を入れたら猫に当たってしまい、怒られるというのも冬場のちょっとしたハプニングですね。人間も猫も癒されるこたつですが、猫に使用するときは注意が必要です。

それは、温度調節と電源の管理です。人間にはちょうど良いと感じる温度でも猫には暑すぎる場合があります。火傷や熱中症、脱水などに気をつけてください。また意外と見落としがちなことは酸欠になる恐れがあるという点です。

人間は足や身体のみをこたつに入れ顔は出した状態で使用することがほとんどでしょう。しかし猫たちは全身をこたつに入れ暖まります。こたつも密閉された空間であるため酸素が薄くなります。

息苦しいと感じたら自ら出てくる場合もありますが、熟睡してしまうと酸欠になっていることに気がつかないこともあります。猫が完全にこたつの中に入っている場合は、時々布団をめくり換気をしたりこまめに様子を見てあげてください。

さらに、電源の管理も重要です。たとえこたつで寛いでいるからといって電源を入れたままにすることは危険です。理由は先ほど述べたことの他に火事の危険があるからです。

飼い主さんがこたつを離れる際や外出する際は必ず電源を切るように心がけ、確認も怠らないようにしましょう。

2.ホットカーペット

ホットカーペットで香箱座りをする猫

ホットカーペットも暖かくて理想的なスポットのひとつです。多頭飼いの場合は気がつくと猫たちがホットカーペットに集まり、人間でいうサウナのような光景が楽しめますね。

ここでも猫達の安全を守るためにいくつか気をつけてほしいことがあります。まずは、設定温度です。こたつ同様、人間には心地よい温度でも猫には少々暑い場合があります。人間が座っていて少し物足りないと感じるくらいが猫にとっては適温でしょう。

3.ストーブ

ストーブの前を陣取る猫

人間でも寒い冬場は思わずストーブの前を陣取って暖を取りたくなりますよね。背中を暖めていて危うく火傷しかけてしまったという方もいらっしゃるかもしれません。

猫の中にも冬場はストーブが一番好きという猫もいることでしょう。人間同様に猫も火傷に注意しましょう。また、賢い猫はボタンを押すとストーブが作動することを覚えてしまいます。

ストーブの電源を切る際にはチャイルドロックも活用することをおすすめします。そしてストーブ付近に猫がじゃれついて火事の原因となりうるようなものを置かないように気をつけましょう。

4.飼い主さんのぬくもりが残った布団の上

布団の上に乗る猫

起床後の飼い主さんのお布団にはまだぬくもりが残っています。大好きな飼い主さんの匂いとぬくもりに癒されたい猫もいるでしょう。こちらは火事や火傷の心配はなく安全なスポットです。

ここで強いて困ることを挙げるなら、なかなか布団が畳めないことや布団に猫の毛が付着してしまうことでしょう。布団を畳むタイミングは飼い主さんの判断にお任せするとして、付着した毛は粘着ローラーできちんと処理することをおすすめします。

まとめ

枕の上に乗る猫

ここでは冬場に猫が室内で好むあったかスポット4つと、そこで過ごすうえでの注意点について紹介させていただきました。

人間と同じような場所で暖を取る猫の姿はとても愛おしく、見ているだけで癒されますよね。思わぬ事故や怪我に充分注意をしてもうすぐやってくる春を楽しみに待ちましょう。

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