猫たちのケンカを『仲裁』するときの方法2つ 止めるべきタイミングや遊びとの見分け方まで

猫たちのケンカを『仲裁』するときの方法2つ 止めるべきタイミングや遊びとの見分け方まで

多頭飼いの家庭では、猫同士が取っ組み合うような場面に遭遇することも珍しくありません。今回は猫のケンカを仲裁する方法を紹介。介入すべきタイミングや遊びとの見分け方についても解説します。

1.猫たちの注意を引く

ケンカする猫

猫のケンカを穏便に済ませる方法として、まず挙げられるのが、猫たちの注意を引くこと。猫の意識を一時的に別の対象へ向けさせるのです。

猫は視覚や聴覚の変化に敏感。軽く手を叩く、床に物を落とす、別の部屋から音を出すといった行為で、注意の対象を切り替えられる場合があります。目の前のケンカ相手から、意識を別の物に逸らすイメージです。

注意すべきは、叱る目的で声を荒げないこと。猫は人間の言葉の意味よりも声のトーンに反応します。怒鳴ることで「相手が悪い」のではなく「危険だ」と認識し、ストレスや不安を与えてしまう恐れがあります。

2.視界を遮る

にらみ合う猫

2つ目の対策は、猫たちの視界を遮ること。すでに猫同士が向き合い、緊張状態に入っている場合は、視覚情報を遮断することが非常に効果的。猫は相手の姿を確認し続けることで興奮します。そのため、物理的に視界を切ることで頭を冷やさせる作戦です。

クッション、段ボール、座布団、バスタオルなど、手近にある物を間に差し込むことで十分対応可能。ただし、不用意に猫の体に物を当てないことが重要。猫たちは興奮状態なので、防衛本能が働いて、仲裁に入った人に牙を剥く可能性があります。

また、視界を遮った後は、一方の猫が逃げられる動線を確保することも大切。追い詰められた状態が続くと、再び衝突が起きやすくなります。

猫のケンカを止めるべきタイミング

にらみ合う猫

猫同士のやり取りすべてが止めるべきケンカではありません。重要なのは、猫たちが自力で収束できるレベルかどうかを見極めることです。即座に介入すべきサインとしては、以下のような行動が挙げられます。

  • 低く長く続く唸り声
  • 耳が完全に後ろへ倒れている
  • 体毛が逆立ち、尻尾が太く膨らんでいる
  • 一方が逃げようとしても執拗に追いかける
  • 取っ組み合いの中で悲鳴のような鳴き声が出る

上記のサインは恐怖や攻撃性が強く出ている状態。放置するとケガや関係悪化につながります。一方、短時間で終わり、すぐに距離が取れる場合は、必ずしも人の介入が必要とは限りません。

猫たちの遊びとケンカの見分け方

見つめあう猫

遊びと本気のケンカを混同すると、不要な介入で猫たちの関係性を悪化させることがあります。見分けるポイントは、余裕があるかどうかです。遊びの場合、体の動きが軽快で、途中で間が空いたり、役割が入れ替わったりします。噛みつきも加減されており、爪を立てないことが多いです。逃げる側も完全には恐怖を感じておらず、自ら再び近づく様子が見られます。

一方、本気のケンカでは、動きが直線的で猫たちも緊張状態。睨み合いが長く続き、鳴き声に明確な怒りや恐怖が含まれます。どちらかが明確に逃げ腰で、隠れ場所に追い込まれている場合は、遊びとは考えにくいと思っていいでしょう。

まとめ

ケンカする猫

猫同士のケンカは、早期の気付きと適切な距離感を保った介入がキーポイント。まずは注意を逸らし、それでも収まらない場合は視界を遮るなど、猫に直接触れない方法をおすすめします。

猫の安全と安心を守るためにも、冷静な判断を心掛けることが重要です。今回の記事を参考に、猫たちが本気のケンカを始めたときは上手に仲裁してあげてください。

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