猫の爪とぎに強いのは?猫との暮らしに最適な『壁』の特徴3選 キレイをキープするアイデアも

猫の爪とぎに強いのは?猫との暮らしに最適な『壁』の特徴3選 キレイをキープするアイデアも

猫と暮らすうえで、爪とぎによるキズを100%防ぐことは難しいものです。だからこそ、猫の特性を理解し、できる対策は率先して取り入れることが大切です。今回は「これから家を建てる」「リフォームを検討している」猫飼いさん向けに、最適な壁の特徴を3つご紹介します。さらに、壁の張り替えをせずに綺麗を保つためのアイデアも取り上げていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

猫との暮らしに最適な『壁』の特徴3選

漆喰の壁

1.キズに強い

一般的なビニールクロスでは、表面がすぐに破れてしまうかもしれません。

猫は一度爪とぎをすると、その場所をお気に入りの縄張りにすることがあり、繰り返し行為を行うことで、キズがさらに広がる可能性があります。

そのため「表面強化壁紙」「特殊ビニールクロス」といった頑丈な材質を選ぶとよいでしょう。

表面の特殊なコーティング処理によって、破損しにくくなり、誤って物をぶつけてしまったときなどの保護にも役立ちます。

2.爪が立ちにくい

爪が立ちにくい硬い材質にすることで「とぎ心地がよくないから、ここでは爪をとぎたくない!」と、猫に感じさせることができます。

おすすめの材質は「漆喰」で、滑らかな手触りも、やはり爪とぎには不向きといえるでしょう。

コンクリートほどの硬さはありませんが、表面を厚めに塗ることで、十分なコーティング効果が得られるとされています。

加えて匂いもつきにくく、猫のトイレ臭を軽減することも期待できます。

3.汚れを落としやすい

猫との暮らしでは、爪とぎ以外のさまざまな汚れも気になるものです。

食べこぼし、嘔吐、スリスリによる皮脂などによって、汚れがついてしまうことも珍しくありません。

そんなときは「汚れを落としやすい」材質の壁紙を選びましょう。

ペットがいる家庭向けの壁紙を調べたところ、水拭き可能だったり、中性洗剤などを使用できたりする種類が、多数展開されていました。

また、ボールペンやクレヨンの汚れを落としやすいタイプもあるようですので、小さなお子様がいる家庭にもおすすめです。

キレイをキープするアイデア

爪とぎ防止シート

最適な壁の特徴を掴んだとはいえ、実際に壁を張り替えるのは頻繁にできることではありません。

また、筆者も例外ではありませんが、賃貸物件に住んでいる場合は、手を加えられないことも多いです。

壁は変えずにキレイを保ちたい場合は「爪とぎ防止シート」や「腰壁」を活用してみてはいかがでしょうか?違和感のない透明のフィルムなら、インテリアの印象を大きく変えることがありません。

最近では、貼ってはがせるタイプの腰壁も登場しており、手軽に使えて、すでに汚れがついてしまった部分もスマートに隠せます。

アクセントカラーやレンガ調など、お好みに合わせて選びましょう。

まとめ

壁で爪とぎをする猫

猫との暮らしにはつきものと言われる、爪とぎのキズ。しかし、選ぶ壁の材質を工夫すれば、傷や汚れを防ぎながら快適に暮らすことができます。

「表面強化壁紙」「特殊ビニールクロス」「漆喰」など、耐久性や機能に優れたものを選びましょう。

張り替えが難しい場合でも「爪とぎ防止シート」や「腰壁」を貼って保護することができます。

費用やインテリアとのバランスも考えながら、できる対策から取り入れてみてはいかがでしょうか?

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