猫があなたの『足元でうろうろ』まとわりつくときの心理4選 無視してはいけないメッセージかも?

猫があなたの『足元でうろうろ』まとわりつくときの心理4選 無視してはいけないメッセージかも?

帰宅した時やふとした瞬間に愛猫が足元をうろうろしていることがあります。どんな意図があるのか分からず困ってしまったり、歩く妨げになって思わず「邪魔だな…」と感じてしまうこともあるかもしれません。猫が一体どんな気持ちで足元に来るのかを知ることで、行動を受け入れられる余裕が持てるでしょう。そこで、本記事では、猫が足元をうろつく時の心理を4つまとめました。

1.叶えてほしい要求がある

ご飯を見つめる猫

猫が足元をうろつき始めたら、何か叶えてほしいと思っていることがあるかもしれません。

お腹が空いている時には足元をうろうろしながら食器の近くで鳴いたり、トイレが汚れている時にはトイレの周りでアピールをします。毎回欠かさずに猫のお願いを叶えているとしつこく要求してくるようになる場合があるため、本当に必要な時に要求を叶えるようにしましょう。

要求がエスカレートするようであれば、猫の様子を見つつ、時々知らないフリをして諦めてもらうようにするのも一手です。

2.かまってほしいと思っている

見上げる猫

飼い主の足元を猫がうろうろするのは、飼い主の気を引きたいと思っているからです。帰宅した飼い主の足元で可愛らしく上目遣いをしながらアピールをしている時は、甘えたい気持ちになっていたりかまってほしいという思いの表れである可能性があります。

帰宅後すぐにかまってしまうと猫の分離不安につながることがあるため、少し時間を置いて落ち着いてからたくさん撫でたり甘えさせたりするなどスキンシップをはかりましょう。

3.遊んでほしいと思っている

おもちゃで遊ぶ子猫

甘えたい・かまってほしいと同じような意図で、遊んでほしい時にも足元をうろつくことがあります。分かりやすい子だと、お気に入りのおもちゃを目の前まで持ってきてくれたりすることも。

猫は1回5分程度の短い時間でも体を動かすことで満足感を得られますし、獲物に見立てたおもちゃを目で追っているだけでも狩猟本能を刺激する『遊び』になるので、忙しい中でも愛猫との遊びの時間は取るように心がけましょう。

元気いっぱいに遊ぶ猫を見ると飼い主自身も癒されますし、猫のストレス軽減にもつながって良いことづくしですよ。

4.自分のものだと主張している

足に頭突きする猫

猫は縄張り意識の強い動物で、「自分のもの(テリトリー)」だと思っているものには体を擦り寄せて匂いをつけます。足元でうろうろする中で頭突きをしてきたりスリスリしてきたりするようであれば、飼い主は自分のだと主張しているのかもしれません。なんだか飼い主冥利に尽きますね。

外から帰宅した時やお風呂から上がった時など、飼い主の体にいつもと違うにおいがついていると感じると、自分の匂いで上書きしようとうろつき始めるのです。

スリスリしてくる様子はとても可愛いですし、特に止める必要はありませんが、飼い主が歩いている時に足元をうろうろされると足が当たってケガをする危険があるので注意を払いましょう。

足元うろうろは信頼の証

足元に寝転がる猫

猫が体を寄せてくる行動は、相手をある程度信頼していて好意的に思っていることの表れです。特に人馴れしていて甘えん坊な子によく見られます。愛情表現の一環として見せてくれる仕草でもあるため、愛猫と良い関係性が築けている証拠でしょう。

愛猫がどんな気持ちを持って足元をうろうろしているのかを見極め、節度を保ちつつも飼い主にできることは願いを叶えていくようにすると、さらに良いコミュニケーションとなるはずです。

まとめ

足にスリスリする猫

猫が足元をうろつく行動は、数ある仕草の中でも飼い主との信頼関係が垣間見えるものです。愛猫が「あなたになら」と思ってしている行動ですので、足が当たってしまったり蹴ってしまわないように気をつけながら、あたたかい心で受け入れましょう。

今回ご紹介した4つの心理を参考に、愛猫がどんな思いで足元に来てくれているのかを考えて接するようにすることで、愛猫との意思疎通がさらにはかれるようになるかもしれませんね。きっと、飼い主が注いでくれる愛情を汲み取って、幸せな気持ちで日々を過ごせるようになるでしょう。

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