1.最後まで責任を持てるか考える
猫をお迎えするとき、まず考えたいのが猫を最後までお世話できるかどうか。猫も立派なひとつの命。一度、飼育するとなったら無責任に手放すことはできません。寿命を終えるその日まで猫を適切に育てる義務が飼い主さんに課せられます。
特にひとり暮らしの場合は、他人に頼るのが難しいため真剣に考えるべきです。猫の寿命は品種や生活環境などの要因で個体差が大きく現れますが、最近では20歳を超える子も珍しくなくなってきました。
猫をお迎えするときは20年程度、育てきれるかどうかをよく考えてから判断しましょう。
2.経済的な負担を考える
次の準備として、猫を飼育するときの経済的な負担を考えましょう。猫は生き物なので、飼育にはお金がかかります。キャットフードや猫砂といった消耗品はもちろん、おもちゃなどの猫用品の購入費用、ペット保険料、病気になれば治療費なども発生します。
商品の種類や量などによって変動しますが、月に1万円前後の出費は覚悟しておく必要があります。もしも、猫の飼育費用が経済的に大きな負担となるのであれば猫の飼育は諦めたほうが無難です。
3.猫用品を一通り用意する
猫をお迎えする前に下記の猫用品を一通り用意しておきましょう。
- キャットフード
- 猫用の食器
- ペットトイレ
- 猫砂
- 猫用の水飲み容器
- 爪とぎ
上記はお迎え当日までに用意しておきたい猫用品です。これらに加え、爪切りやブラッシングブラシ、おもちゃにキャットハウスなどを用意してあげましょう。
4.猫に適した環境を整える
猫をお迎えする前に生活環境を整えてあげることも大切です。猫が休めそうな居場所を用意しておいてあげたり、誤飲してしまいそうなものをあらかじめ片付けておきましょう。
可能であれば、猫が外の景色を眺められる高い居場所を用意してあげられるとベスト。上下運動できるので猫の運動不足を解消できる他、ストレス発散に繋がります。キャットタワーを設置してあげるのが手っ取り早いですが、背の高い家具でも代用可能です。
まとめ
ひとり暮らしで猫を飼うと寂しくなくなるなどのメリットがあります。その一方で、猫の世話をひとりでしなければならず、経済的な負担も無視できない点は覚悟しておくべきでしょう。
今回の記事を参考に、本当にひとり暮らしの状態で猫をお迎えできるか考えた上で準備を進めてみてください。