比較的病気が少なく散歩の必要がない猫は、どちらかというと飼いやすい印象を持たれやすいといえます。ですが、猫と暮らすことによって、これまでの生活で当たり前だったことができなくなることがあります。
また、性格にもよりますが、特に子猫のうちは飼い主さんも我慢強く接する必要があります。飼い始めてから慌ててしまうことがないように、まずはどんなことが制限される可能性があるのかを見ていきましょう!
1.インテリアにこだわる
一緒に生活する中で飼い主さんが手を焼く代表例として挙げられるのは、爪とぎです。これは猫の本能的な行動で、事前に用意した爪とぎグッズを使ってくれれば良いですが、時には壁紙やソファ、椅子の背もたれなどの家具で爪とぎをしてしまうこともありえます。
定期的な爪切りや爪とぎグッズの設置が対策ですが、せっかく高価な家具を買っても爪とぎをされてしまう可能性があるため、高価なインテリアを揃えることはおすすめできません。
2.芳香剤や観葉植物を置く
現在はディフューザーやアロマ、観葉植物を部屋に置くことでリラックスしたりお気に入りの空間を作ることが人気ですが、猫にとって有害な成分が含まれていることがあります。
植物も同様に毒性を持っている場合があり、基本的には置かない方が無難といえます。知らずに置いてしまったことで愛猫の命に関わることも考えられるため、注意が必要です。
3.自由に睡眠時間をとる
猫と住む中で一度は経験することとして、「夜の運動会」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
夜の運動会のほとんどは夜や早朝に始まりますが、猫は元々薄明薄暮性といわれており、夜明けや夕暮れに活動的になるのは本能的に自然なことです。
性格によって異なりますが、猫が走り回ることで夜に起こされる可能性は高いです。特に子猫の頃はゆっくり思うままに寝ることは難しいかもしれません。
まとめ
今回は、猫を飼う上で飼い主さんが「あきらめた方がいい」ことについてご紹介しました。
猫は他の動物に比べると飼育が楽だと思われがちですが、一緒に暮らす上で飼い主さんが配慮すべき点やこれまで通りにいかないことは多くあります。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、実際に猫をお迎えするときに困ることがないように意識していきましょう!