1.ご飯ちょうだい
猫が話しかけてくるときの心理として、まず挙げられるのがご飯ちょうだいというおねだり。飼い主さんの中には、台所に立った瞬間、猫が甘えた鳴き声を出してきたという経験がある方も多いはず。
にゃ~んとはっきり聞こえる大きさで鳴き声をあげていたら、はやくご飯ちょうだい!と訴えかけている可能性が高いです。台所やご飯皿の前でおねだりすることが多いため、一番見分けがつきやすい心理といえます。
2.遊んでほしい!
にゃ~んとはっきり大きめに鳴くときは、遊んでほしい・かまってほしいと訴えかけているケースもあります。おもちゃの近くで鳴いたり、しつこく付きまとっているときは、こちらの可能性が高いでしょう。猫の気分が乗っているタイミングなので、いつも以上に遊びに夢中になってくれます。
ただし、毎回鳴かれてから、かまってあげると鳴いたら反応してくれると猫が覚え繰り返すようになります。要求の仕方がエスカレートするケースもあるので、少し間を置いてから相手してあげましょう。
3.さみしい
飼い主さんがかまってくれない、出かけようとしているときテンション低めに鳴いているときは、さみしいという気持ちを伝えようとしているのかもしれません。大好きな飼い主さんと離れたくないと訴えているのです。
ただ、だからといってずっと一緒に過ごすのも考えもの。あまり一緒にいすぎると分離不安という猫が飼い主さんに精神的に依存してしまう状態に陥ります。出かけるとき猫に鳴かれると後ろ髪を引かれる気持ちになりますが、心を鬼にして出かけましょう。
4.おはよう
猫が毎朝、にゃ!っと短めに鳴き声をあげているときは、おはようと言ってくれているサイン。猫なりの人間に対する挨拶方法です。朝起きたとき、飼い猫に鳴き声で挨拶されたら、おはようと返事して撫でてあげましょう。大好きな飼い主さんと挨拶のやり取りができると、猫もさわやかな朝を迎えられるはずです。
まとめ
猫の鳴き声が何を伝えたいのか見分けるためには、猫の行動や仕草も含め観察するのがコツ。それに加え、猫の鳴き声に込められた意味などを普段から勉強しておくのもおすすめです。
猫の鳴き声に込められた意味が何となくでも分かるようになると、より一層猫とのコミュニケーションが捗り、絆が深まります。今回の記事を参考に猫の鳴き声を普段から観察してみてはいかがでしょうか。