「座り方」で猫の気持ちを判別しよう
猫はあらゆる仕草によって自分の今の気持ちをアピールする傾向にありますが、今回はそんな仕草のうちのひとつでもある「座り方」について、詳しく解説をしてまいります。
猫の座り方を観察することで猫の心理が見えてくることもあります。ぜひ今回の記事で確認してみてくださいね。
1.香箱座り
香箱座りとは、前足と後ろ足を全て胸やお腹のあたりに隠してしまい込んだ座り方の状態を指します。
この香箱座りについては諸説あり、リラックスしている時にこの座り方をすることもあれば、警戒している時にやることもあるので一概には言えないのですが、猫の定番の座り方のひとつといえるでしょう。
もしかしたら実は、ただなんとなく落ち着く、という理由で香箱座りをしている猫も多いかもしれません。
2.上半身を起こした座り方
上半身を起こした状態の座り方も猫がよくやる座り方といえます。
「スフィンクス座り」といわれることも多く、この座り方は警戒している時や緊張している時に見せることが多い傾向にあるようです。
聴き慣れない物音や、親しみのない匂いなどに気づいた時に集中するために、この座り方をすることもあります。
3.お腹を見せた状態での座り方
お腹を見せた状態で座っている時は、リラックスしている可能性が高い傾向にあります。
猫にとってお腹は攻撃されたくない弱点でもあるので、そのお腹を見せているということはかなり安心しているといえるでしょう。
大好きな飼い主さんの前や、誰にも邪魔されない落ち着ける場所などでこのような座り方をする猫は多いです。
まとめ
猫の座り方をよくよく観察していくと、猫のさまざまな心理が見えてきます。
あなたのおうちの愛猫はどのような座り方をすることが多いか、ぜひ気に留めて観察してみてはいかがでしょうか。