「脱走」しやすい猫の特徴とは
完全室内飼いの猫にとって、外の世界は危険がたくさんあり、誤って脱走してしまった場合、あらゆるトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
そんな危険を伴う猫の脱走ですが、なかには脱走をしたがる猫もいるため、飼い主さんはしっかりと対策をしなくてはなりません。
まずは、「脱走」しやすい猫の特徴について解説いたします。
1.元野良猫
元野良猫が保護されて飼い猫になった場合、もともと外の世界を知っていて恐怖心がないので、外に出たがる傾向があります。
野良だった時の軽い感覚でふらっと外に出ようとする可能性もあるため、飼い主さんは脱走しないように注意深く見ておく必要があるといえるでしょう。
2.好奇心旺盛
好奇心旺盛で色んなことに興味を示しやすい猫の場合、外の世界にも興味を持ち、出たがる可能性があります。
飼い主さんの油断をついて外に出ていたり、器用な子だと脱走するために賢く立ち回る猫もいるため、注意しなくてはなりません。
3.発情期
猫は発情期になると、異性の猫を探しに出たがる本能を持っています。そのため、たとえ室内飼いをしていたとしても本能で外に行きたがる可能性があるのです。
発情期にさしかかっている猫で、夜の時間に外に出たがる素ぶりを見せる場合は異性の猫が恋しくなっているのかもしれません。
絶対やっておくべき脱走対策
一度脱走してしまうと、他の猫や生き物とのトラブルに巻き込まれたり、ご近所トラブルを起こしたり、最悪の場合交通事故などの危険に遭う可能性もあります。
そのため、飼い主さんは日頃から脱走対策をしておくのがマストといえるでしょう。
窓は必ず閉める、網戸をしている時は絶対に網戸が開かないようにする、というような窓への対策は必須といえます。
また、玄関から脱走しようとする猫も多いため、対策用の柵を置くのがおすすめです。そして常に、猫が玄関付近に近寄らないように目を光らせておくようにしましょう。
まとめ
さまざまな理由から、猫には脱走したくなるような心理が潜んでいます。
しかし、いくら外に出たがるからといって脱走を許してしまうと、猫自身が大きなリスクを背負うことに。
できる限りの脱走対策をして、愛猫が危険な目に遭わないように脱走を阻止すべく対策を施しましょう。