1.バナナ
安価で手軽に食べやすいバナナは、老若男女問わず人気な果物。甘くて美味しいだけでなく栄養バランスに優れており、ビタミンやミネラルなども豊富に含んでいます。そんなバナナは、猫が食べても大丈夫な果物のひとつ。
ただし、バナナはカロリーが高めなので与える際は量に注意すべきです。与えたとしても一口程度に留めた方がよいでしょう。また、バナナはカリウム・マグネシウムなども豊富であるため腎臓・泌尿器が弱っている子には与えない方が無難です。
2.梨
梨も猫が食べて大丈夫な果物のひとつ。梨は水分を多く含んでいるため瑞々しい食感が楽しめ、食物繊維も豊富なことから人気が高いフルーツです。猫も食べて大丈夫ですが、あくまでも少量ならの話。与え過ぎは下痢などの体調不良を招く恐れがあります。
また果肉が硬いため喉に詰まらせやすいです。与えるのであれば、一口程度の少量をこまかくカットしてあげてください。もしくはすりつぶしてあげてください。
3.キウイフルーツ
キウイフルーツも猫が食べられる果物です。実はキウイフルーツは、マタタビ科の仲間。樹の根や枝、葉などにはマタタビと似た効果があります。残念ながら実にはそこまでマタタビ効果はなく、猫の反応も乏しいです。
栄養面ではビタミン、ミネラルが豊富で水分量もバッチリ。ただし、キウイフルーツを猫に与えるときも、量には注意してあげましょう。
またアレルギーを引き起こす可能性もあるため注意しましょう。
4.スイカ
夏の風物詩であるスイカは、そのほとんどが水分。そのため、猫が食べてもあまり問題はないとされています。とはいえ、与え過ぎはNG。下痢などの体調不良を招く恐れがある他、スイカに含まれているカリウムが猫の腎臓や心臓に負担をかける懸念もあります。
水分補給方法としても微妙であるため、スイカも猫に与え過ぎないように注意しましょう。
まとめ
一部の果物は少量であれば、猫が食べても問題ありません。ただし、アレルギーなどの体質面において注意事項があります。猫によっては、一部の果物を食べることでアレルギー反応を引き起こしてしまう子もいます。
どのアレルギーを持つかは個体差によってバラバラですが、持っていると疑ってかかった方がベターです。
最初、与えた後に痒がる、下痢などアレルギー特有の症状が出ていないか注意深く見守りましょう。また、猫はそもそも果物を食べることに適した体ではありません。与える必要性も低いため、無理に与える必要もないので、基本的には食べさせないことを推奨します。
今回の記事を猫と果物の参考にお役立てください。