猫の「撫でられると眠くなっちゃう部位」3選♡部位以外にも必要なポイントとは…

猫の「撫でられると眠くなっちゃう部位」3選♡部位以外にも必要なポイントとは…

撫でている時に愛猫が気持ち良くてウトウトし始めると、飼い主さんとしては嬉しいですよね。どこを撫でると猫が眠くなるのかがわかれば、なかなか寝てくれない時の寝かしつけもできるでしょう。猫が「ここを撫でられるとつい眠くなっちゃう♪」という部位や、眠気を誘うポイントをご紹介します。

猫の撫でられると眠くなる部位

背中を撫でられてウトウトする猫

1.頭や耳の後ろ

鼻の上から眉間を通って頭頂部へ…というように頭を毛並みにそって撫でられると猫は眠くなるようです。また耳の後ろをマッサージするように撫でてあげると、気持ち良く感じてくれる猫も多いとのこと。

しかし耳の近くは撫でられると眠くなる猫がいる一方で、甘えたい欲求が高まり逆に眠ってくれなくなる猫もいます。眠ってほしくて耳の後ろをマッサージした時に「もっと撫でて~♡」と愛猫がアピールしてくるようなら、眠気を誘うには適さない部位だと判断して、他のところを撫でたほうがよいでしょう。

2.背中から腰

背中から腰にかけて撫でてあげると、ウトウトし始める猫が多いようです。スキンシップが得意でない猫や、まだあまり仲良くなれていない場合でも、背中や腰は撫でさせてもらいやすいですよね。

愛猫がどこを撫でてほしいのはわからない時も、まずは背中から腰にかけて撫でてみるのがよいでしょう。猫にリラックスしてもらえるように、手のひら全体を使ってゆっくり優しく撫でてあげてくださいね。

3.胸や前足

前足の間の胸の部分も、猫は撫でられると眠くなるといわれています。母親が赤ちゃんを寝かしつける時をイメージして、そっと優しく触れてあげましょう。

また猫によっては眠い時に前足を優しく触られると、さらに眠気が増してぐっすり眠れるという子もいるようです。とはいえ前足を触られるのが苦手な猫も少なくないので、前足を撫でた時に嫌がる素振りを見せた場合は、すぐにやめてあげてくださいね。

猫の眠気を誘うポイントは?

日向でウトウトする猫

猫の眠気を誘うには撫で方と暖かさ、そしてタイミングがポイントになります。

眠くなるにはリラックスすることが大切なので、猫を撫でる時に強い力を入れたり、体を押さえつけたりするのはNGです。ゆっくり優しく、毛並みにそって撫でるように心がけましょう。

また体が温まると自然と眠くなるので、暖かい場所で過ごしてもらうのも猫の眠気を誘うコツです。日向や暖房器具の近くに寝床を用意してあげると、気持ちよく眠れるはずですよ。日の当たる場所でスキンシップをすると、愛猫が幸せそうにウトウトする姿を見られるかもしれませんね。

そしてタイミングについては、猫の気分と生活習慣が重要になります。ご機嫌な時に飼い主さんに撫でられるとリラックスして眠くなる猫は多いですが、不機嫌な時に撫でられても心地よい眠気が訪れるはずがありません。

また十分に体を動かしていない猫は、エネルギーが余っているのでなかなか眠くはならないものです。「今から遊びたい!」と思っている時に、飼い主さんに「そろそろ寝ようね」といわれても、猫が眠くならないのは当然ですよね。愛猫の寝つきが悪い場合は、毎日一緒に遊んで適度な運動をする習慣をつけましょう。

まとめ

撫でられて目を細める猫

猫が撫でられると眠くなる部位をご紹介しましたが、撫でられて気持ちいいと感じたり眠気を感じたりする部位には個体差もあります。日頃からスキンシップ中に愛猫の様子をよく観察して、どこをどのように撫でたらウトウトすることが多いかを、飼い主さんご自身で見極めてくださいね。

そもそも、全ての猫が撫でられると眠くなるわけではなく、ひとりでいる時のほうが心地良い眠気が訪れるという猫もいます。ウトウトしている時に撫でると、むしろ愛猫の眠りを妨げてしまうかもしれません。愛猫の性格やその時の気分を考慮して、撫でてあげるべきか、それともそっとしておいてあげるべきかを判断しましょう。

子猫や甘えん坊な猫は、飼い主さんに撫でられると安心してぐっすり眠れます。愛猫がなかなか眠れずにいる時は、ぜひ母猫になったつもりで優しく寝かしつけをしてみてください♪

スポンサーリンク