猫の『譲渡会』でのマナー4つ!里親になるために必要な心構えとは

猫の『譲渡会』でのマナー4つ!里親になるために必要な心構えとは

猫を迎え入れる方法のひとつが「譲渡会」です。今回は、譲渡会に行く前に確認しておきたいこと、譲渡会でのマナーなどをご紹介します。猫の里親になるための心構えについてもあわせて解説します。

猫の「譲渡会」でのマナーとは

ケージの中にいる猫

猫をお迎えしたい場合、「譲渡会」へ行くのもひとつの方法ですよね。ただし、生体販売のお店とは違い、そこには最低限守るべきマナーが存在します。

せっかくお迎えしたいのに、マナーを守れずにいるとお断りされる場合もありますので、事前にきちんと頭に入れておきましょう。

1.譲渡会について事前に調べる

行ってみたい譲渡会について、ポスターやインターネットの公式サイト等で日時や会場の場所などを確認しておきましょう。

予約が必要な譲渡会や人数が多い場合には、入場制限がある譲渡会もあります。いきなり訪問してマナー違反と嫌がられてしまわないように、行く前にその譲渡会についてじっくり情報を精査して頭に入れておきましょう。

2.会場で騒がない

会場で可愛い猫たちを見ても、興奮して騒いだりせずに、あくまでも静かに行動しましょう。

猫は警戒心が強い動物なので、大きな声や音に驚いてしまいます。

3.猫に負担にならないようにする

譲渡会に参加している猫の中には、普段とは違う場所にいるため緊張していたり、多くの人に囲まれて警戒していたりする子もいます。

猫はケージに入っていますが、無理に触ろうとすると猫が驚いてしまいます。猫に触らせてもらえるときは、猫を怖がらせたり、無理をさせたりしないようにすることが大切です。

また、目をじっと見つめられると猫が怖がってしまうことがあるので注意しましょう。

4.指示に従って行動する

譲渡会には多くの猫や人がいます。スムーズに譲渡会が行われるようにスタッフの指示に従いましょう。

お家に迎えたい猫が決まったら、スタッフから説明を受け、里親になるための条件を満たしているかの確認をされます。

無事に条件を満たしていることが確認されたら、後日実際に猫と暮らしてみて問題がないかを確かめる「トライアル」を実施し、そこでも問題が無ければ正式譲渡、となる場合が多いです。

猫の里親になるために心構え

抱っこされる猫

では、譲渡会で出会えた猫の里親になるためには、どのような心構えが必要なのでしょうか。

猫の一生に責任を持つ覚悟

完全室内飼育をすること、猫の健康管理を行うことなど、責任をもって猫を一生大事に育てることが求められます。

もし里親に何かあって、猫のお世話ができなくなったときのために、後見人の設定が必要な場合があります。

お金がかかることへの覚悟

キャットフード代、トイレ用品代、冷暖房代、医療費など、猫を飼うことはお金がかかります。特に、医療費は高額になることもあります。

そのため、自分のための予算を猫のために使えるかどうかの覚悟が必要になるときがあります。

里親になるための条件として、猫を最期まで飼うことができる経済力の有無についても確認されることがあります。

猫のペースに合わせて信頼関係を作る覚悟

人が苦手な猫もいます。新しい環境に慣れるまで長い時間がかかる猫もいます。成猫ほど、新しい環境に慣れるのに時間がかかることが多いです。

そのような猫に対して、焦らず、猫のペースに合わせて関係を作ってあげることが大切です。

まとめ

譲渡会の猫と女性

猫の譲渡会に参加するためには、事前にその譲渡会について細かく調べてから行きましょう。

当日は、猫の負担にならないように、会場のスタッフの指示に従って行動しましょう。

もしそこで良い出会いがあっても、猫の里親になるためには、色々と心構えが必要です。

まずはしっかり譲渡会について学び、現地でのマナーを理解して、譲渡会で素敵な出会いのために備えておきましょう。

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