猫がつい『反応してしまう音』5つ♪理由と上手な使い方

猫がつい『反応してしまう音』5つ♪理由と上手な使い方

猫には人の4倍の高い音を聴き取れる聴力がある、とされています。では、そのように聴力が優れている猫が、つい反応してしまう音とはどのような音なのでしょうか。猫がつい「反応してしまう音」と、その音の上手な使い方をあわせてご紹介します。

1.鈴の音

おもちゃで遊ぶ猫

猫は小さくて軽い音がする鈴が好きです。

猫用のおもちゃにあまり反応してくれない猫に、鈴がついたおもちゃを用意してあげると遊んでくれるかもしれません。

ただ、猫によっては鈴の音が苦手という場合があり、首輪についた鈴が苦手で首輪を嫌がったり、鈴がついたおもちゃに無反応だったりすることもあります。

猫に鈴を与える際は、猫の反応をよく観察しましょう。

2.シャカシャカ音

トンネルで遊ぶ猫

ビニールがこすれる音は、猫が獲物とする小動物が動いた音や落ち葉や草が動いた音に似ているために、狩猟本能からつい猫が反応してしまうようです。

新しいおもちゃよりも、おもちゃが入ってたレジ袋で遊び始めてしまう猫もいますよね。

シャカシャカと音がするおもちゃやトンネルなどをおもちゃのローテーションに入れることで、猫が飽きることなく遊んでくれるでしょう。

3.フードやおやつの音

キャットフードが入ったお皿に近づく猫

飼い主さんがごはんを用意する時の音を覚え、その音がすると猫が反応するようになることがあります。

キャットフードの袋の音や缶詰を開ける音がするだけで「おいしいものが食べられる!」と猫が寄って来るようになります。

迎え入れたばかりで警戒している猫と仲良くなるきっかけとして、フードの音を利用できるでしょう。

4.小さくて高めの声

向かい合う猫と子供

猫は大きな声や甲高い声に驚いてしまいます。また、低い声は威嚇されているように感じて警戒してしまいます。

反対に小さくて高すぎない声は、猫が聞き取りやすく心を開きやすいです。猫と仲良くなりたいとき、信頼関係を築きたいときは、穏やかに話しかけるのがいいでしょう。

5.飼い主さんの声

抱っこされる猫

母猫のようにお世話をしてくれて信頼できる飼い主さんの声を聞くことで、猫は安心できます。

飼い主さんと数年離れていても、猫は飼い主さんの声を覚えていて、その声を聞けば反応するのです。

猫が緊張していたり不安を感じているときには、飼い主さんがやさしく話しかけてあげることで猫の気持ちが落ち着くでしょう。

我が家の猫が病気で入院し面会に行ったとき、話しかけたりなでたりすると安心した表情になってくれたことがありました。

まとめ

猫缶を開ける音に反応してしまう猫

猫がつい反応してしまう音は、狩猟本能を刺激するような音や、楽しい経験から覚えた音、安心する声などがあります。

猫が反応する音を利用すると、猫をおもちゃで楽しく遊ばせることができたり、猫と仲良くなるきっかけにしたりすることができます。

猫によって好きな音、嫌いな音に違いがあります。愛猫がどの音に反応するのか調べてみてはいかがでしょうか。

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