猫の『愛情不足』サイン3選!そのとき飼い主がすべき行動とは

猫の『愛情不足』サイン3選!そのとき飼い主がすべき行動とは

猫と暮らしていると突然、違和感を覚える行動を目にすることがあります。もしかすると、それらの行動は猫が愛情不足を訴えているのかもしれません。今回は猫愛情不足なときにとる行動を解説します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.過度なグルーミング

毛繕いする猫

グルーミングとは、猫が日常的に行う毛繕いのことです。グルーミングには毛並みを整えて汚れを整えることで皮膚などの状態を良好に維持する効果があります。また、猫にとってグルーミングにはメンタルを落ち着かせる鎮静効果があるとも考えられています。

猫が飼い主さんからの愛情が不足していると感じると、このグルーミングが過剰になるケースがあります。グルーミングを過剰に行うことで、舐めている個所の毛がなくなり皮膚炎を招く恐れがあります。

猫が一か所をずっと舐め続けていないか、体にハゲている個所はできていないかを飼い主さんが毎日チェックしてあげることが大切です。

2.ウールサッキング

布を噛む猫

ウールサッキングとは布などの異物を猫が噛む、もしくは飲み込んでしまう行動です。明確な理由は解明されていませんが、一説では早期離乳を経験した猫、ストレス環境下にいる猫に起きやすいと言われています。飼い主さんからの愛情不足を感じている猫においてもウールサッキングは警戒すべき行動となります。

ウールサッキングは布以外にもビニールやプラスチックなど様々な物に対して行われ、誤って飲み込んでしまうと腸閉塞を引き起こす可能性もあります。飼い猫にウールサッキングの傾向が見られたときは、一度獣医師などの専門家に相談されることを推奨します。

3.分離不安

不安そうな猫

分離不安とは、猫が飼い主さんと離れることで不安を感じやすくなる状態です。分離不安の猫は飼い主さんに対して精神的に依存しており、欲求が満たされない、愛情不足などを感じることで粗相や誤飲、過剰グルーミングなどの問題行動をとりやすくなります。

問題行動以外にも、飼い主さんと離れることで嘔吐や下痢、食欲不振などの体調不良に陥る猫もいます。状況にもよりますが猫の分離不安は動物病院での治療で症状が緩和されるケースもあります。あまりにも猫の問題行動が多いと感じたときは一度、獣医師に相談してみましょう。

まとめ

不満そうな猫

猫は愛情不足を感じると心身に支障をきたし、問題行動を頻発するようになります。だからといって、無闇に猫を撫でまわしたり、常に猫のそばに張り付いたりした方がいいわけではありません。猫と一緒に過ごすだけが愛情表現というわけではなく、むしろ分離不安を助長させる要因になりかねません。

猫への愛情表現方法は様々です。猫に合ったご飯を用意する、毎日トイレを掃除する、適切なタイミングで遊んであげる、ブラッシングしてあげるなどが挙げられます。この機会に飼い猫に対してできる愛情表現を考えてみてはいかがでしょうか。

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