1.身体に痛みがある
身体のどこかに痛みを感じている猫は、いつもと態度が違ってくるかもしれません。
怪我や捻挫をした場所に人間が触れると、威嚇や攻撃をされる場合が多いです。その上猫は我慢強く、弱っている部分を自分で回復させようとします。
そのため、ベッドや押し入れの奥に隠れたまま出てこないなどいつもの様子とは異なります。
2.甲状腺機能亢進症
ホルモンの分泌量に異常があると、猫の態度は急激に変化します。
甲状腺機能亢進症は、成長を促したり代謝を高めたりする甲状腺のホルモンが必要以上に分泌されてしまう病気です。10歳を超えた高齢猫に発症する事が多く攻撃的で目つきが落ち着かなくなり性格が変わったようになります。
その他、食欲旺盛、体重減少、多飲多尿など様々な症状があります。
3.認知症
夜に大声で鳴いたり異常に動き回ったりするなど、態度が今までとは違ってきます。
栄養に特化した食べ物が多く開発され、完全室内飼いによる事故死の減少、医療の発展により猫の長寿化が年々進んでいます。
そのため、加齢現象として認知症になるケースも段々と増加しています。
4.ストレス
猫にストレスがかかると、思わぬ行動をとることがあります。
猫は我慢強いのですが、とても繊細な動物です。そのため、いつのまにかストレスを溜めてしまっている危険性があります。
特に環境の変化には弱く、食欲不振や粗相などの問題行動をする事があり、態度が急変します。
5.機嫌が悪い
本当に機嫌が悪く、態度が急変する場合もあります。
他の猫との触れ合いに嫉妬して拗ねてしまう猫もいます。なお、一緒に暮らす人間が仕事で忙しくて相手をしてくれる暇がなく、その結果むくれてしまうこともあるでしょう。
猫の性格にもよりますが、気持ちが落ち着くまではソッとしてあげてくださいね。
まとめ
猫の『態度が急変』したときに疑うべき5つの要因についてお伝えいたしました。
様々な要因がありますが、普段から観察することで猫の身体の癖が分かります。
いざという時に慌てないように、ちょっとした変化に敏感になることが大切ですね!