『返事をする猫&しない猫』の特徴4選 どんなところが違うの?

『返事をする猫&しない猫』の特徴4選 どんなところが違うの?

大事にしている愛猫には、こまめに話しかける飼い主さんも多いと思います。しかし、猫は自由な生き物。返事してくれる子もいれば無視する猫もいます。今回はどんな違いで返事の有無が変わるのかを解説します。

1.オスかメス

仲がいい猫たち

猫の性格を左右する要因に性別の違いが挙げられます。個体差はありますが、猫のオスには甘えん坊な個体が多いという説があります。特に去勢手術を施した猫に多く見られるといわれています。甘えん坊で人懐っこい猫になりやすいため、話しかけても返事や反応を示してくれる可能性が高いです。

一方でメス猫の多くは大人っぽい性格の子が多いです。これはメスの方が精神的成長速度は早く、子育てという役割を担うためだと考えられています。そのためツンデレな性格の子も多く話しかけてもスルーする子も多いようです。

2.飼い主さんを好きかどうか

猫と女性

猫が返事してくれるかどうかは、飼い主さんへの信頼度によっても変わってきます。猫が飼い主さんのことを心から信頼していれば、返事をしてくれる回数も多くなります。

反対に飼い主さんのことを猫が警戒している場合、話しかけても返事してくれる可能性は低いです。猫とコミュニケーションをとるためには、まず適切な信頼関係を構築するところから始めましょう。

3.機嫌がいいかどうか

機嫌が悪い猫

機嫌の良し悪しも猫が返事してくれるかどうかに繋がります。人間もイライラしているときや、落ち込むことがあって一人で過ごしたいときなどは話しかけられてもリアクションが億劫になる方もいらっしゃると思います。猫も同じように、その時の機嫌で反応が変化することが往々にしてあります。

しつこく撫で回された、大きな物音でビックリしたなどの後で機嫌が悪いときは、話しかけても返事は期待しないようにしましょう。

4.自分の名前を覚えているかどうか

呼ばれた猫

猫の名前を呼んで反応がない場合、もしかすると自分の名前を正しく認識していない可能性が考えられます。近年行われた上智大学の研究でも、猫は自分の名前を理解できると判明しています。飼い猫は自分の名前や同居猫の名前を聞き分けて認識できるようです。

ただし、長すぎる名前や「くん」「ちゃん」などが付いて微妙に呼び方が変わると正しく覚えられないかもしれません。猫の名前を呼んでも反応がないときは、名前が長過ぎないか、ころころ呼び方を変えていないかチェックしてみてください。

まとめ

鳴いている猫

猫が返事してくれるかは個体によって異なります。どんなに機嫌がよく甘えん坊な猫でも、気まぐれで返事してくれないことは多々あります。そんな自由奔放な在り方も猫の魅力です。猫が返事してくれなくても気を落とさず、自由な猫の在り方を楽しんでみてください。

スポンサーリンク