猫に『鈴』をつけると危険?4つのメリット・デメリットと注意するポイント

猫に『鈴』をつけると危険?4つのメリット・デメリットと注意するポイント

猫の首輪は、鈴がついているものが多いです。猫には鈴というイメージも定着していますね。鈴がついていると外見的に可愛いですが、それだけではなく、実は猫に鈴をつけるメリットがあります。しかし、デメリットもあります。猫に鈴をつける場合に注意するポイントと併せてご紹介します。

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

1.居場所がわかりやすい

蝶ネクタイタイプの首輪をして座っている猫

猫に鈴をつける一番のメリットは、「猫の居場所がわかりやすい」ということではないでしょうか。

猫は音もなく歩き、高い所に登ったり、狭い隙間に入り込んでしまうこともあります。音がしないと、どこにいるのかわからない、なんてことがよくありますね。でも、鈴がついていたら、鈴の鳴る音で居場所がわかります。気づかずにどこかに閉じ込めてしまった場合にも、猫を見つけやすくなります。

また、万が一脱走してしまった時も、鈴がついていたら見つけやすいかもしれません。外で迷子になってしまっても、鈴つきの首輪がついていたら、飼い猫であることがわかります。分かりやすい目印になるので、飼い主以外の人でも発見しやすいでしょう。

2.音が猫のストレスになることがある

ぬいぐるみと鈴をつけた子猫

「もし動くたびに自分の首元から音がしたら…」と考えるとどうでしょうか。猫によっては、鈴の音がストレスになる可能性もあります。

ストレスになる以外にも、常時近くで鈴の音が聞こえていると、同様の音にはあまり反応しなくなる可能性も考えられます。しかし鈴の音は小さいので、鈴の音のせいで聴覚に支障を及ぼすことはありません。

初めて鈴をつける場合は、鈴自体が小さくて邪魔になりにくいもの、音も小さいものを選んで慣れさせてみましょう。

鈴にも種類があって、音の大きさや高さなどが異なります。大きな音がするものは猫が嫌がることが多いので、猫に合った鈴をつけるようにしましょう。ただし、なかなか慣れずに、鈴の音にストレスを感じているようなら、無理につけるのはやめて下さいね。

猫用の首輪には鈴がついているものが多いですが、猫が嫌がる場合は鈴を取り外してあげて下さい。

3.首の負担になることも

赤い首輪をつけて首をかしげる猫

鈴の重さはわずかですが、大きさや素材によって、体の小さな猫には、負担になることがあるかもしれません。鈴をつける場合は、できるだけ軽い、猫の首に負担をかけないものを選びましょう。

首輪も柔らかく軽いもの、引っ張られた時に外れるものがおすすめです。

4.飲み込んでしまう危険性

たくさんの鈴と子猫

自分の首の周りに、キラキラ光るものがあって、チリチリ音がする…猫だったら興味を示さないわけがないですよね。口や手を使って、首輪や鈴を取ってしまうことがあります。それを飲み込んでしまったら大変です。

鈴つきの首輪をつける場合は、いつも鈴がしっかりついているか確認しましょう。初めて首輪や鈴つきの首輪をつけた時は、しばらくは猫から目を離さずに見守ってあげて下さい。

まとめ

鈴をつけて座っている猫

鈴は、猫の居場所を知らせてくれるので、猫の安全を守ることにもつながります。しかし、猫を守ると思ってつけた鈴も、種類や使い方によっては、猫を危険にさらしてしまうことになるのです。

猫に鈴がついていると、確かにかわいいです。販売されている首輪の多くには鈴が初めからついています。鈴を嫌がったりじゃれたりしない猫もいますが、性格的に鈴が苦手な猫もいます。そのような場合は、鈴をつけずに首輪だけにしたり、迷子札をつけるなどしてみましょう。

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