猫が『仲間の猫』を失った時に見せる4つの悲しみサイン

猫が『仲間の猫』を失った時に見せる4つの悲しみサイン

野生において単独行動を好むことが多い猫も、仲がいい猫がいなくなってしまったときは悲しみます。そうした悲しい気持ちでいるときの猫にみられる傾向を4つ紹介します。

1.元気がなくなる

元気がなさそうな猫

仲間を失ったばかりの猫は、どことなく元気がないことがあります。可能性としては、仲間の猫がいなくなり環境に変化が生じたことが挙げられます。

変化に敏感な猫は仲間がいない生活空間に違和感を覚えているのかもしれません。環境の変化以外にも、もしかすると旅立ってしまった仲間の猫を悼んでいる可能性もあります。

2.ご飯を残す

ご飯を残す猫

仲間の猫が旅立ってしまった後、残された猫は一時的に食欲が低下することがあります。いつもなら完食するはずのご飯を残すなど目に見えて食べる量が減る子もいます。猫の食欲不振が何日も続いてしまうと、体調不良に繋がる恐れもあります。

トッピングを加える、フードを少しだけ温めるなど猫の食欲を引き出す工夫を施してみてください。

3.粗相が増える

猫トイレ

仲間の猫がいなくなると猫はトイレ粗相が増える傾向にあることが、ニュージーランドの研究で報告されています。決められた猫トイレ以外に飼い主さんの布団や玄関のカーペットなどでおしっこなど糞尿を排泄することが増えます。

もしかすると、仲間の猫がいなくなって寂しいと主張しているのかもしれません。悲しい気持ちは猫も同じですので厳しく叱ったりせず寛大な心で対応してあげてください。

4.空を眺めることが多くなる

窓を眺める猫

仲間の猫が旅立った後、残された猫は窓から空を眺める時間が増えることがあります。空以外にも、いなくなった猫がよくいた場所を見つめるケースもあります。

もしかすると、いなくなってしまった仲間を探しているのかもしれません。いなくなってからも旅立った猫を探すあたり、その猫のことが大好きだったのかもしれませんね。

まとめ

寂しそうな猫

猫はひとりで過ごすことを好む生き物ですが、心を許した仲間の猫は話が別です。大事な仲間が先に旅立ってしまい悲しく感じる気持ちはきっと人間と同じです。

近年では、猫にも特定の相手に対し精神的依存を感じる分離不安が増えてきているといわれています。分離不安を乗り越えるためにも飼い主さんが残された猫を大切にケアしてあげてください。

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