猫の死に繋がる危険な『家の中にあるモノ』6選

猫の死に繋がる危険な『家の中にあるモノ』6選

一見安全だと思いがちな室内暮らし。しかし、意外なところに危険が潜んでいます。今回は、猫の命を脅かすほど危険なものを6つ紹介いたします。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

家庭内に潜む「危険なもの」6選!!

目を丸くする猫

完全室内飼育であれば安全と思いがちですが、意外な落とし穴があります。

今回は、最悪の場合命を落とすかもしれない「危険なもの」を6つ紹介いたします。

1.たばこ

猫はにおいに敏感なので、たばこを嫌うといわれています。ところが、中にはメンソールの香りに興味を持ってしまう猫がいるのです。

煙自体も有害ですが、たばこ自体も気をつけなければなりません。灰皿も同様に気を付ける必要があります。猫が立ち入らない場所や、開けられない戸棚に収納するようにしましょう。

2.薬・サプリメント

人間用の薬や、サプリメントの保管も注意が必要です。転がして遊んだり、舐めたりすることをきっかけに誤飲するリスクがあります。

特に人間用では、1粒でも致命傷になる恐れがあります。薬ほど強くないサプリメントでも、猫が飲んでしまうと肝機能障害を起こすものがあります(ダイエット系のサプリメント)。

飲み忘れ防止のために出しておく方も多いかもしれませんが、猫がいるご家庭では置き場所にはくれぐれも注意が必要です。

3.放置された充電器などの「ケーブル類」

USBケーブルに絡まる猫

猫の中には「ケーブル類」を噛んで遊ぶ子がいます。電源自体がONになっていると、感電のリスクがあるので大変危険です。

コンセント周り全てに興味を持つ場合は、コードを隠したり、カバーをかけて噛まない工夫をお願いします。

また、その都度出し入れできるものは、なるべく片付けるように心がけましょう。

4.食品

猫にはいくつか「危険な食品」があります。その代表格は、ネギ・玉ねぎ・チョコレートなどです。

さらに意外なものでは「食パン」が挙げられます。食パンに含まれるイーストが猫の胃の中でガスを発生させたり、体内でアルコールを発生させて中毒症状を起こす場合があります。パンには食塩が多く含まれていますので、塩分に対する注意も必要です。

5.ユリ科の植物

生花を飾る習慣のあるご家庭では、植物にも気をつけてください。特に「ユリ科の植物」は命を脅かす存在です。海外の話になりますが、ユリ科の植物が入った花瓶の水を飲んだだけで亡くなったケースがあります。

お花が好きな方は、庭やベランダを活用してガーデニングを楽しんだほうが安全です。室内に飾る場合は、猫にとって安全なものをチョイスしてください。

6.猫のおもちゃ

猫が遊ぶためのものなのに、なぜ「おもちゃ」が危険なのでしょうか?そこには猫の習性が関与しています。

猫にとって遊びは狩りの練習。つまり、最終的には食べようとする恐れがあるのです。中でも特に危険なのは紐のおもちゃ。誤って飲み込んでしまうと、腸の中で紐が引っかかり腸閉塞を引き起こしてしまいます。最悪の場合は命を落としてしまいます。くれぐれもおもちゃの放置は避けるようにしましょう(市販・手作り問わず)。

留守番時に置いておけるものとしては、大きな蹴りぐるみがおすすめです。丈夫なものを選びましょう。

万が一の時は…

診察を受ける猫

万が一の時は、まず動物病院に連絡してください。その指示に応じて応急処置をしたり、来院の準備を進めましょう。自己判断で吐き出させるなどの行為は危険です。気持ちが焦ってもやらないようにしてください。

また、紐状のものを飲み込み、おしりの穴から紐が出てきた場合は引っ張らないようにしてください。引っ張って取ろうとすると、腸管が切れてしまうことがあり危険です。口から糸が出ている時や、舌に絡んでいるときには切らないでください。紐を短くカットせず、そのままの状態で診察を受けに行ってください。

まとめ

イタズラする猫

家庭内にも意外な危険が潜んでいましたね。猫には狩猟本能があるので、捕食対象に見立てられるものは何でも危険なのです。

最後にもう1つ注意してほしいものを追加しておきます。それは「ジェルボール」です。ジェルボールは濡れると溶ける性質があるため、取り扱いに気をつけましょう。

「出しっぱなし」の癖がある飼い主さんは、愛猫の命に関わるものは片付けるように心がけてください。室内での暮らしがより安全なものになるように、危ないものがないかチェックしてみてください。

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