猫が『口を開けたまま』寝る理由3選!可愛い寝姿にも病気の可能性が…

猫が『口を開けたまま』寝る理由3選!可愛い寝姿にも病気の可能性が…

猫は通常口を閉じた状態で眠ることが多いですが何らかの理由で口を開けたまま寝ることもあります。今回は猫が口を開けた状態で眠る理由について解説してまいります。放置しておくと実は危険な事態に陥る可能性も…!?

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

猫が口を開けたまま寝るのは何故?

口を開けて眠る猫

あなたの愛猫はいつも口を閉じた状態で寝ているでしょうか?もし口を開けたまま寝る事が多いのであれば注意が必要です。

猫は通常、口呼吸ではなく鼻呼吸をする習性があるため口を開けてわざわざ口呼吸しているような場合は何ならの病気が隠れている可能性も考えられます。

そこで今回は猫が口を開けて眠っている時の主な理由について、詳しく紹介してまいります。実は健康そうに見えても、意外な病気や原因が隠されているかもしれませんよ!?

1.鼻が詰まっている

猫の鼻のドアップ

鼻炎や猫風邪、花粉症などが原因で鼻が詰まってしまった場合、鼻呼吸をするのが辛くなり、その結果口を開けて呼吸しながら眠ることがあります。

鼻呼吸が出来ないからやむを得ず口呼吸をしている…という状態なので、猫にとってもかなりストレスがかかってるはず。

口でハアハアと息をしていたり、呼吸以外にも異変が見られる場合はなるべく早い段階で動物病院に行き診てもらうようにしましょう。

2.口の中や顎に異常がある

口を大きく開ける猫

「口の中に口内炎や歯周病などのトラブルがあるせいで口を閉じるのが辛い」「顎に痛みがあるせいで口を閉じたくない」といったような口周りや顎に異変がある可能性も考えられるでしょう。

このようなケースの場合は、口や顎周りを痛がっていたり、口の中に食べ物などが入るのを嫌がる傾向があるので小食になることがあります。

そのような傾向が見られる場合もできるだけ早く動物病院で診てもらうことをおすすめします。

3.単に口元が緩んで開けっぱなしになる事もある

口を開けながらくつろぐ猫

病気や体調不良になっている可能性について解説をしましたが、ただ単に睡眠中に口元が緩んで口が開けっぱなしになっているケースもよくあります。

毎回寝るたびに口を開けていることが多い場合は何らかの異変を抱えている可能性も高いですが「まれに口が開けっぱなしになっている」というレベルであれば深刻に気にする必要はないでしょう。

ただ心配な場合は、かかりつけの獣医さんに問い合わせて相談してみるのもおすすめです。

まとめ

口を開けながら寝転ぶ猫

猫が口を開けたまま寝ている場合は、他に体の異変がないかまずしっかりとチェックしましょう。

そして少しでもおかしな点があったり辛そうにしている場合は診察に連れていくのがベストです。

すぐに対処すればスムーズに治る可能性も高いケースが多いので、早めの行動はとても大切といえます。

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