猫が鼻をヒクヒクさせる理由を解説!
猫が物や人に対して鼻を近づけてヒクヒクと動かす仕草は、猫を飼っている人にとって非常に見慣れた光景かもしれません。
それだけ猫は1日の間に何度も鼻をヒクヒクと動かしており、当たり前の仕草といっても過言ではないでしょう。
しかし、この当たり前の仕草をするのにもきちんとした猫なりの理由があります。
一体どのような理由が隠されているのか、よくある理由から意外と知られていない驚きの理由まで詳しく紹介をしてまいりますので参考にして頂けたら嬉しいです。
1.においを嗅ごうとしている
猫はにおいを嗅ぐ時に鼻をヒクヒクと動かす習性があります。
猫が物などに近づいて鼻をヒクヒクさせている場合、においを嗅ぎとっている可能性がかなり高いといえるでしょう。
ちなみに猫の嗅覚は人間よりも遥かに優れており、人間の嗅覚と比較すると1〜10万倍も鼻が良いといわれています。
人間の鼻では到底分からない微かなにおいも、猫の鼻にかかればあっさりと分かるからすごいですよね。
2.相手と挨拶を交わそうとしている
人間同士であれば挨拶を交わす時は言葉で「こんにちは」等と伝えるのが一般的ですが、猫の世界では少し違います。猫の場合、鼻を相手に近づけてヒクヒクと動かし挨拶を交わすのが一般的とされているのです。
猫同士だとお互いに鼻をくっ付け合って挨拶を交わすことが多く、まるで鼻と鼻でキスをしているように見えることから通称「鼻チュー」といわれています。
3.息苦しそうにヒクヒクする時は要注意!
基本的に匂いを嗅ぎたい時や挨拶をしたい時にヒクヒクと動くことが多い猫の鼻ですが、もし息苦しそうにヒクヒクと鼻呼吸している場合は要注意です。
明らかに鼻息が荒かったり、胸を激しく動かしながら必死に呼吸をしている時は病気にかかっている可能性が考えられます。
猫風邪をひいて鼻が詰まってしまっている…といった軽度なものもあれば、熱中症や癌といった深刻なものまで様々なケースがありえるためまずは一刻も早く動物病院で診てもらうことをおすすめします。
まとめ
猫にとって鼻をヒクヒクと動かす仕草は日常茶飯事であり、毎日欠かせない行動のひとつといえます。
そんな猫の鼻ですが、もし少しでもいつもと違った動きをしていたり、おかしいと感じる異変がある場合はすみやかにかかりつけの獣医さんに相談しましょう。