猫に『ご飯の代わりでおやつを与える』は絶対NG!2つの理由とご飯を食べない時の対処法

猫に『ご飯の代わりでおやつを与える』は絶対NG!2つの理由とご飯を食べない時の対処法

なぜご飯の代わりにおやつを猫に与えてはいけないのでしょうか。猫が喜ぶから、と続けていると大変なことになってしまいます。それでは、どのように危険なことか見ていきましょう。

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記事の監修

日本では獣医師。世界では旅人。”旅する獣医師”として世界各国を巡り、海外で見てきた”動物と人との共生の様子”を、執筆や写真展を通して皆さんと共有する活動をしています。

1.栄養素が不足してしまう!

おやつを食べている猫

ご飯の代わりにおやつだけ与えていては、猫に必要な1日の栄養成分を摂取することができません。

猫の食事は、「総合栄養食」「一般食」「間食(副食)」「療法食」に大きく分類できます。総合栄養食は、これと水だけで猫が生きられるという食べ物です。そのため、猫に必要な栄養素が全て入っています。

一方おやつは間食なので、嗜好性に富んではいますが、栄養素は偏っています。そもそもご飯としての総合栄養食とは目的が違うため、ご飯の代用はできません。

2.ご飯を食べなくなってしまう!

ご飯を食べない猫

嗜好性の高いおやつばかりを与えていると、総合栄養食を食べなくなってしまう危険性があります。

人間もそうですが、好きなものを好きなだけ食べたいですよね。猫も同じと考えると、総合栄養食であるご飯に見向きもしないことになりかねません。おやつを代わりにあげるのは絶対にNGです。

ご飯を食べない時の対処法

口の中を診察されている子猫

では、猫がご飯を食べてくれないとき、おやつを与えないとしたらどのように対処すればよいのでしょうか。

ご飯を見直す

ご飯に飽きてしまったために「食べたくない」と思われているという可能性があります。

飽きてしまった時用に、好むご飯を数種類用意しておくと良いです。また、飽きてしまうだけではなく、猫の体調が変化してしまったことで、今まで食べていたご飯を好まなくなることもあります。

いずれの場合も、今まで与えていたご飯の見直しをすることが大切でしょう。ご飯を変えてみても食欲が戻らない場合は、早急に病院を受診してください。

口内トラブルを治療で解決する

口内炎や歯周炎ができていると、どんなに食欲があってもご飯を食べることができません。

猫は虫歯にはあまりなりませんが、口内炎や歯茎の腫れなどの歯周病は多く見られます。ドライフードが炎症箇所にあたると痛くて食べられないことがあるのです。

病院で口内トラブルを治療してもらい、やわらかめのウエットフードを用意してあげると良いでしょう。

口内炎や歯周炎は、大きな病気の症状のひとつの場合もあります。口の中が赤く腫れている場合は、病院で検査をしてもらう方が良いです。

まとめ

おやつを食べたがる猫

猫に『ご飯の代わりでおやつを与える』は絶対NG!2つの理由とご飯を食べない時の対処法についてお伝えいたしました。

猫に必要な栄養素、人間に必要な栄養素はやはり違います。種の違う動物同士が住むのですから、人間がしっかりと勉強をして、猫の健康管理をしなければなりません!

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