1.目が細くなる
猫が眠くなると、今にも目が閉じそうに「目が細く」なります。一見、睨まれているようにも、機嫌が悪いようにも見えるかもしれません。筆者も、猫を飼う前は目が細い猫を見て、「なんてにゃん相が悪いんだ!」と思っていましたが、実はそれは眠い時だったのです。
眠くて眠くてたまらない…という瞬間に目が細くなり、しばらくすると完全に閉じて、眠りに落ちます。猫によっては、目がどこを見ているか分からなかったり、瞬膜と呼ばれる白い膜が出て、ちょっとホラーに感じるかもしれません。でも必死で睡魔と戦っているか、もしくはもはや戦う気力も失っているギリギリの状態ですので、大目に見てあげてください。
2.フミフミをする
子猫の時、母乳を飲むために行っていた両前足での「フミフミ」。乳首の両わきを揉むことで、出をよくする働きがあるといわれています。眠くなって甘えた気分になった猫は、成猫になってもコレを行うよう。
毛布や飼い主さんのお腹などに向かい、目をしょぼつかせながら一心不乱にフミフミします。この時、爪が伸びていると飼い主さんにとっては拷問に感じる時間となるため、マメにカットしておきましょう。
フミフミをしている猫は、子猫の頃に戻って幸せ気分に浸っているといいます。そんな愛猫の様子を目にし、こちらも幸せを感じられる瞬間となるでしょう。
3.毛づくろいをする
眠くなってくると、「毛づくろい」する場合も多いとか。リラックス効果があるためだと考えられます。眠気を感じた時に毛づくろいをすれば、より安心感に満たされ、ぐっすり眠れるのかもしれません。
体をキレイにして、気になる汚れや匂いを取り除いてから気分良く寝たい、という理由も考えられます。毛づくろいによって自分の匂いで満たされれば、ホッとして眠りにつけるのでしょう。
4.甘えん坊になる
眠気を感じると、「甘えん坊になる」猫もいます。飼い主さんにやたらと絡んできて、「撫でて」と要求したり、膝に乗ってきたりするかもしれません。きっと、母猫に甘えていた記憶がよみがえるのでしょう。
普段はツンツンで、眠い時しか触れない、という猫もいるよう。その時だけは、甘えん坊になるのです。そんな傾向のある猫を飼っている飼い主さんにとっては、絶好のナデナデタイムとなることでしょう。
眠い仕草をしたときに構うと…
猫が「眠い」というのを態度で示している時、構うとどうなるでしょうか?甘えん坊になって構って欲しい、と意思表示している場合は問題ありません。ですが、それ以外で構うと、嫌がられてしまうかも…。
触ろうとして避けられたり、あくびで「今はそっとしておいて」などと訴えられたりすることがあります。猫が飼い主さんのちょっかいを受け入れる姿勢を見せるなら問題はありませんが、もし拒否の姿勢を示すなら、それ以上は構わずにそっとしておくのが一番です。
まとめ
今日のねこちゃんより:うる♂ / 1歳 / 茶トラ / 5kg
元気よく遊んでいる猫もよいけれど、眠くてたまらない猫も可愛いですよね!思わず構いたくなってしまいますが、嫌がられることもあるため、愛猫の様子を見ながら、行っていきましょう。