ちょっとやりすぎかも!?NGなお手入れ
愛猫の健康を気遣って、お手入れをすることは大切です。しかし何事もやりすぎると逆効果になってしまいます。
こちらでは、ちょっぴりやりすぎなNGお手入れを5つ紹介いたします。
1.トイレの度におしりを拭く
親心から、ついついお尻を拭いてたげたくなってしまう飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし猫の場合は、自分で排泄できるようになった時点でお尻を舐めて綺麗にすることができます。だから手を貸してあげなくても大丈夫なのです。
逆に、トイレに行く度にお尻を拭かれると思うとストレスになってしまいます。
2.同じ日に何度もブラッシングする
ブラッシングは猫にとって重要なお手入れの1つです。特に長毛の場合はこまめにケアをすることで、毛玉の予防や毛球症の予防ができます。
とはいえ、1日のうちに何度もブラッシングをする必要はありません。ただでさえ猫は拘束されることが苦になので、ますますケアが嫌いになってしまいます。
長毛種は毎日もしくは1日おき、短毛種は1週間に1回程度に留めておきましょう。
3.爪を切りすぎる
爪切りもブラッシングと同様に必要不可欠なお手入れなのですが、ここでも気をつけなければならないことがあります。
1つ目は血管を切らないことです。爪を見ると黒っぽい筋のようなものが通っていますよね。これが血管です。ここに触れない範囲で切るようにしてください。
2つ目は、急に短くしないことです。活発な性格でキャットタワーをよじ登っだり、高い場所にジャンプすることの多い猫は、爪を必要としています。
いきなり短くカットしてしまうと感覚が狂い、逆に怪我をする恐れがあります。最初は鋭く伸びた部分をカットする程度からはじめ、少しずつ短くしていくと良いでしょう。
4.掃除のやりすぎ
猫は自身の縄張りににおいを残す動物です。飼い主さんがあまりに掃除熱心な場合、敢えて残しているにおいまで消えてしまう可用性があります。
愛猫が好んでいる場所を何度も拭き取ったり、お気に入りのものを急に捨ててしまうことは控えるようにしてください。
5.シャンプーの頻度が多い
長毛種の猫はシャンプーを必要とするケースが多いでしょう。ただし、その頻度が多くなるとストレスになってしまいます。長毛種といえど、1ヶ月に1回程度に留めてあげてください。
短毛種の場合は、1年に数回シャンプーをすれば十分です。もし嫌がるようであれば無理をせず、蒸しタオルなどで拭き取るだけでもOKです。
まとめ
今回は、ちょっぴりお節介が過ぎるお手入れを紹介いたしました。ケアとして重要なブラッシングや爪切りも、頻度や方法を誤るとかえって不健康になってしまいます。
これらは必要不可欠なものだからそこ、愛猫にとっても飼い主さんにとっても負荷がかからないようにすることが大切なのです。