猫の『心が離れてしまう』のはどんな時?5つのケース

猫の『心が離れてしまう』のはどんな時?5つのケース

なんだか最近、愛猫に嫌われている気がする。それは猫の気まぐれでなく、心が離れてしまったからかもしれません。今回は気持ちが離れてしまう理由と、心を掴む接し方について紹介いたします。

4794view

SupervisorImage

記事の監修

日本では獣医師。世界では旅人。”旅する獣医師”として世界各国を巡り、海外で見てきた”動物と人との共生の様子”を、執筆や写真展を通して皆さんと共有する活動をしています。

猫の心が離れるのはどんな時?

そっぽを向く猫

最初は良い関係を築けていたはずなのに、ちょっとしたことがきっかけで心が離れてしまうことがありますよね。

それは、猫と飼い主さんの間柄でも起こり得ることです。猫の心が離れてしまうのは、どのような時なのでしょうか?

1.理不尽なことで叱られた

誰でも理不尽なことで叱られるのは嫌ですよね。猫の場合は、次のようなことに対して理不尽さを感じます。

  • 爪とぎをして叱られた
  • 相手がしつこいのに抵抗したら怒られた
  • 気になるもので遊んだ結果、注意された

爪とぎ自体は習性なのでやめられません。獲物に見えるようなもので遊ぶ行為も本能ですから、叱ったところで猫には理不尽なのです。

2.しつこくされた

理不尽さを感じる場面でも登場しましたが、猫はしつこく構われることが苦手です。抱っこもスキンシップも、長引くと飽きてしまいます。

ついつい可愛くて引き止めてしまうと、次回から警戒されるでしょう。猫は賢いので、嫌なことをする人のことはしっかりと覚えています。

3.ドッキリを仕掛けられた

驚く猫

猫はビックリすると、咄嗟にジャンプしてかわします。身のこなしがかっこよいあまり、わざと驚かせたいと思うこともあるでしょう。

たとえ悪意のない軽いドッキリ程度だったとしても、野生の本能が強い猫にとっては恐怖でしかありません。

日頃から驚くようなことをしていると、その人の気配がしただけで隠れるようになってしまいます。

4.縄張りを荒らされた

愛猫が気に入っている場所や、お気に入りのグッズは全て縄張りです。頻繁に寝床の位置を変えたり、好んでいたおもちゃを捨てたりしてしまうと縄張りを荒らされたと思ってしまいます。

5.欲求に気づいてくれない

人と暮らす猫は、何かしてほしいことがあると「ニャー」と鳴いて訴えます。それをただ騒がしいと誤解して無視を続けてしまうと、無力感に苛まれてしまいます。

全ての欲求に応える必要はありませんが、鳴いている理由は把握してあげましょう。

猫の心が離れてしまったら…

顎乗せする猫

猫は気まぐれな生き物です。なにかしらの原因で心が離れてしまったとしても、上記のケースを考慮して対応を改めれば、関係修復は望めないことはありません。

また、以下のような行動パターンや欲求を理解しておくことで、日ごろから猫の心を掴んでおけば、心が離れてしまうリスクも減る可能性が見込めます。

猫との良好な関係を続けるために重要なポイントを、いくつか挙げてみます。

習性を理解する

爪とぎや、動くものへのイタズラは猫の習性です。叱るだけで解決することは不可能なので、専用の爪とぎや猫用のおもちゃを用意し、しっかり遊ぶ時間をもうけることで、心を満たしてあげましょう。

そして、破壊されたら困るもの・猫が怪我をしそうなものを放置することもやめましょう。必ず戸棚に収納し、猫がイタズラできないようにしてください。

猫のペースに合わせる

猫には猫のペースがあります。愛猫がすり寄って来たら撫でる、おもちゃを見つめていたら遊んであげるなど、猫のペースに合わせてあげることで安心して甘えられるようになります。

抵抗したら解放する

ペースを合わせることと同時に、抵抗したら解放することを心がけることも重要です。ここを守ることで、少しずつ抱っこやスキンシップに慣れていきます。もちろん、心底抱っこが嫌いな猫もいるので無理はしないようにしましょう。

猫語を読み取る

人馴れした猫は、人の目を見つめながら「ニャーン」と鳴くことがあります。これは欲求のサインです。鳴いている時間帯やタイミングなどから推測してみましょう。

その他にも、ボディランゲージを使った猫語があります。いくつか例を挙げてみます。

  • スリスリ:甘えている
  • 耳を寝かせる:不満がある、警戒している
  • 目を丸くする:興奮している
  • しっぽを叩きつける:怒っている

これらの猫語が読み取れるようになると、心の距離がぐっと縮まるでしょう。

まとめ

不機嫌な猫

猫の心が離れてしまう要因について紹介いたしました。理不尽なことで叱られたり、嫌な思いをしたりすると気持ちが離れてしまうのは当然かもしれません。

猫の習性や苦手なこと、欲求などを理解して、良好な関係を築いていけると良いですね。

スポンサーリンク