1.入浴剤
飼い主さんがお風呂に入るとき、「入浴剤」を入れることがあるかもしれません。それが入った残り湯を猫が飲んでしまうと、体調を崩す可能性があります。もちろん、少量飲んでしまったからといって、すぐにどうこうはならないかもしれません。
ですがもし、飲んだ後に元気がなくなったり嘔吐したりした場合は、動物病院へ連れていくとよいです。その際、入浴剤の成分がわかると、より正確な診断をしてもらえるかもしれません。
異常がとくにない場合はしばらく様子を見て、もし体調が悪くなったのなら受診するようにするとよいでしょう。
2.汚れ
お風呂の床やバスタブは、毎日掃除をしていたとしても、汚れが溜まりやすい場所です。猫が残り湯を飲むと、汚れごと飲んでしまう可能性も。すぐに体調に影響するわけではありませんが、衛生上気になる飼い主さんもいるでしょう。
また、実際雑菌などが体に入り、体調を崩す可能性がゼロではありません。なるべくなら、愛猫には残り湯を飲ませない方がよいです。残り湯よりも興味をそそる清潔な飲み水を用意してあげると、残り湯を飲まなくなるかもしれません。
3.洗剤
お風呂の掃除に洗剤を使った場合、残り湯に含まれていて愛猫を危険にさらしてしまう可能性が考えられます。中毒の原因になる場合があるため、注意が必要です。
洗剤を使った後はしっかり流すと共に、愛猫をお風呂場に入れないようにする必要があります。
4.シャンプーなど
飼い主さんが使うシャンプーやリンスなどが、猫の口に入ってしまうかもしれません。残り湯に含まれているとは限りませんが、万が一ということがあります。
お風呂にはそのような誤飲の危険だけではなく、猫の残り湯への転落の危険性もあります。そのため、お風呂場には猫を入れないようにするのが一番安全です。
まとめ
飼い主さんが入っていると、愛猫が興味を持ってお風呂場に入ってくるかもしれません。また、お風呂場を散策するのが好き、という猫もいます。ですがそれは危険を伴うことだと、知っておくことが大切です。