猫の知能は人間年齢でどれくらい?犬や人と異なるポイント

猫の知能は人間年齢でどれくらい?犬や人と異なるポイント

猫飼いさんならば、誰もが一度は気になるかもしれない愛猫の知能。一体人間にすると何歳くらいなのでしょうか?猫の知能について犬や人と異なるポイントも、合わせてお伝えいたします。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫の知能は人間の何歳?

赤ちゃんと猫

猫の知能は人間にすると2〜3歳という説がありますが、これには明確な根拠はないとされています。知能というもの自体の定義がはっきりしていない、猫向きの知能テストは難しい、というのも根拠がないといわれる要因のひとつだと考えられるのです。

人間の2歳児や犬ができる簡単なテストを、猫はクリアできなかったというテスト結果があります。だからといって知能が劣ると言うこともできないと思われます。

猫は空間把握能力が高いというデータがあるからです。一度乗った戸棚の上の状態を記憶したり、過去の経験から最短距離を計算するなどは、人間の2歳児にはできないと考えられます。

脳の神経細胞の数は犬に負けた…

遊ぶ犬猫

アメリカ、ブラジルなどの6大学の国際研究チームが行った、猫と犬の脳にある神経細胞の数の調査結果によると、犬に軍配が上がることがはっきりしました。猫よりも犬の方が約2倍の神経細胞を持っているそうなのです。つまり、犬の方が認知能力が高いという結果になったのだと思われます。

ですがこれは一つの指標でしかなく、猫よりも犬の方が知能が高い、とは言い切れないそうです。まだ猫の知能に関しては、研究が必要なのだと思われます。なお、人の神経細胞は犬や猫よりもはるかに多いことがわかっています。

一概に比較できない現実

猫と犬

猫と犬はよく比較対象に挙げられ、どちらの知能が高いかという議論は長年続けられてきたようです。ただ多くの専門家はその比較には意味がないと考えているとのこと。犬と猫の知能を比べるのは、車とバイクのどちらが優れているか、を結論付けるのと同じ、だということなのです。

そもそも種を超えて比較するのには、ムリがあるということなのかもしれません。多くの飼い主さんにとっては知能に関係なく、愛猫は愛情を注ぐ対象なのだと思われます。

犬は人との区別があり、猫は人との区別がない

猫と犬と人

犬は人は自分とは別の種の生き物だとわかっているようです。対犬と対人では、態度が違うことでそれがわかります。つまり犬は、人と犬との区別があるということが考えられるのです。

一方で猫は、人の区別がないといわれています。猫に対しても人に対しても、接するときの態度に変化がないからです。このことから、猫は人を「やたらと大きな猫」だと思っているのでは?と考えられています。

犬と同様に人の言葉は理解しているらしい

言葉

猫飼いさんなら常識かもしれませんが、猫も犬と同様に、ある程度の人の言葉は理解しているようです。意味がわかっているかというよりかは、音の違いで聞き分けをしているという話があります。

特に自分の名前や食べ物、命に関わることはよく覚えるとか。他にも、同居猫の名前も聞き分けているそうです。

まとめ

うにくん

猫の知能を測るのは、その性質から難しく、まだはっきりとわかっていないというのが現状のようです。未だ謎に包まれたままの猫、この先全てが解明される日が来るのでしょうか?

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